ホロスコープのハウスが示す意味から、人生における様々なテーマを分析してみませんか?
ホロスコープが示す、あなたの「天体」はあなた自身の意識を表します。
ハウスを読み解くことで自分の天体がどんな場面で活発になるのかといった自分の方向を読み解くことで、これからの「テーマ」を知ることができます。
このハウスには天体がないからダメといったことは一切なく、天体がないハウスはそのハウスの事柄に関する苦労が少ないという見方ができます。
逆に天体がハウスにあるということは課題として取り組むべきことだと考えることもできるため、一概には言えません。
また、天体は日々巡ってくるため、人それぞれタイミングが違えどチャンスに恵まれる機会は平等だと考えることができます。
ハウスの意味を知っておくとチャンスに備えることもできるため、ハウスに対しての天体の”ある”と”なし”はそこまで気にしなくて大丈夫です。
- 「天 体」=意識
- 「サイン」=行動
- 「ハウス」=場面
自分(天体)がどんな場面(ハウス)でどんな行動(サイン)して輝くのかというイメージとなります。
自分のホロスコープから自分自身を分析してみてはいかがでしょうか。
また、天体が表す意味と一緒に読むことでより理解が深まりますし、自己分析もできるので試してみてはいかがでしょうか
【ホロスコープの見方】ハウスの意味を徹底解説!
12個のハウス(場面)にはそれぞれテーマや意味があります。
まずは、ハウスのテーマについて見ていきましょう。
1ハウス | 「私はだれ?」 |
---|---|
2ハウス | 「私は何を持っている?」 |
3ハウス | 「私は何を話す?」 |
4ハウス | 「私の住むところ」 |
5ハウス | 「私の表現」 |
6ハウス | 「私の働き方」 |
7ハウス | 「私の人間関係」 |
8ハウス | 「私の結びつき」 |
9ハウス | 「私の意識の広がり」 |
10ハウス | 「私は何になるか」 |
11ハウス | 「私の望み」 |
12ハウス | 「私に隠されたもの」 |
ハウスは生まれた時の太陽の位置を示すアセンダント(ASC)を起点に反時計回りに30度ずつ、12個の360度で構成されます。
ハウス自体にもテーマがありますが、天体が配置されている位置やどこに集まっているかによっても性格的な傾向を知ることができます。
主に1ハウス~6ハウスは、個人的な場面を示し、7ハウス~12ハウスは社会的な場面を示していると考えください。
そのため、前半のハウスは自分がどう思うのかというところを重視し、後半のハウスは自分がどう見られているのかというところを重視する傾向にあります。
また、天体が持つ意味からハウスのテーマに与える影響を知ることができます。
太陽 | 重要な意味、主要となる分野 |
---|---|
月 | メンタルの基盤を作る分野 |
水星 | 知的なアプローチをする分野 |
金星 | 楽しみを感じる分野 |
火星 | 情熱的に取り組む分野 |
木星 | 恵まれている分野 |
土星 | 苦手意識を持つ分野 |
天王星 | 斬新的な考え方をする分野 |
海王星 | 幻想を抱く、大きな恵みを受ける分野 |
冥王星 | 生まれ変わる体験をする分野 |
基本的な意味は天体が示す事柄でもあるため、天体の意味を理解した上で見るハウスの理解も深まるかもしれません。
ここからは、1ハウス~12ハウスの示すキーワードについて見ていきましょう。
1ハウス【自分自身】
1ハウスは、始まりを示すことから、見た目や第一印象といった意味を示します。
始まり=生まれた瞬間であるため、すでに備わっている魅力でもありますが、自分自身が気づいていない無意識の部分となっている場合があります。
しかし、他人から見た時には分かりやすい特徴となっています。
どうやって社会に打ち出していくのかといったことを読み解くことができます。
もしかすると1ハウスが示す自分自身の魅力にまだ気づいていないかもしれません。
2ハウス【所有物】
2ハウスは、1ハウスで宿った魂から肉体を持っていることを自覚する段階であるため、所有物といった意味を表します。
収入といったお金に関係することはもちろん、五感といった感性も含まれています。
そのため、2ハウスからは生まれ持った資質を読み解くことができます。
お金という観点では、収入を得る方向性というものも読み解くこともできます。
もしかすると生まれ持った資質をまだ活かしきれていないのかもしれません。
3ハウス【知識、コミュニケーション】
3ハウスは、2ハウスで手に入れた肉体という資質をどうやって活かすかの段階であるため、基本的な知性のパターンや人との関わりというコミュニケーションといった意味を表します。
知性やコミュニケーションの傾向という部分から、それをどうやって活かすのかということを読み解くことができます。
また、初めて外の世界と関わる段階でもあることから、身内や友達といった身近な人との関わりという部分も読み解くこともできます。
もしかすると知性という分野での興味の対象や自分にとっての広げ方のヒントを3ハウスから得ることができるかもしれません。
4ハウス【自分の基盤、家庭】
4ハウスは、「最終的に帰る場所」といった自分の最もプライベートな部分を表します。
このハウスに入った天体は、家庭や親子関係と人格に関わる部分に大きな影響を与えます。
また、心を休める場所といったやすらぎの意味や、人との関わりの中で必要となる共感力といった部分など精神的な支柱を読み解くこともできます。
もしかすると自分の育った環境から落ち着く場所といった部分を4ハウスから再認識できるかもしれません。
5ハウス【愛情、自己表現】
5ハウスは、4ハウスで満たした心のエネルギーをどう表現するのかという意味を表します。
個人的な意味を示す前半のハウスということになるため、与える方であり、そこに他人からの反応はあまり関係なく、自分から溢れ出る愛情といったものを読み解くことができます。
また、趣味といった創造性や自分のモチベーションといった遊びの部分を読み解くこともできます。
もしかすると自分の遊び心を満たす方法を知ることでより人生に豊かさが生まれるかもしれません。
6ハウス【労働、健康】
6ハウスは、個人的な意味を示す前半のハウスの集大成です。
5ハウスまで発達させた主観的な自分を活かして他人の要求にどう答えていくのかという意味を表します。
社会の自分というより、社会で自分をどう活かしていくのかという傾向や、どういった状況になっていくのかという社会での役割といったものを読み解くことができます。
自分をどう活かすのかという部分から奉仕のハウスとも呼ばれており、個人的な意味を示す前半のハウスでもあるため、自分に対する奉仕という見方から健康に関する部分も読み解くことができます。
自分に与えられている役割を6ハウスから読み解くことで、もしかすると働き方という概念が変わるかもしれません。
7ハウス【対人関係、結婚】
7ハウスは、後半ハウスの始まりであり、1ハウスの対面となります。
ここからは、社会からの評価といった性質も出てきますし、6ハウスまでの自分とは少し違った関係性といった部分が出てきます。
そんな7ハウスは、人間関係や結婚といったパートナー(相手)を表します。
1ハウスという個人の力を使ってなりたい自分へとなっていく姿から社会での人間関係によって得られる評価や人との関わりから得ることを読み解くことができます。
もしかするとこれまでの人間関係の傾向やクセといった部分から1ハウスやASC(アセンダント)の個人を活かすきっかけを発見できるかもしれません。
8ハウス【伝統、遺産】
8ハウスは、2ハウスの対面であることから、人から受け継ぐものを表します。
2ハウスは元々持っているものという生まれつきの部分でしたが、8ハウスは社会との関わりの中で得ていくものを意味します。
身内との関係や伝統といった深く関わるときの感情といった部分を読み解くことができます。
また、そんな深い関係をどうやって発展させていくのかという部分も読み解くことができます。
※伝統や遺産という意味から人生の変革を表すハウスとも言われております。
もしかするとこれから発展させていくべきものが見えてくるかもしれません。
9ハウス【探求、専門性】
9ハウスは、3ハウスの対面であることから、社会的な場面での精神的な成長を表します。
3ハウスは、具体的な技術や知性といった学びでしたが、9ハウスは8ハウスで得た人との関わり方を活かした未知なる世界で得ていくものを意味します。
ここから社会への冒険が始まるというイメージとなります。
様々な思考や文化を体験することで得る部分や、どういった部分が自分の精神性を高めるきっかけになるのかという部分を読み解くことができます。
また、海外や向上心といった外の開けた世界という見方をすることもできます。
もしかするとこれからの飛躍に必要な感性が眠っているかもしれません。
10ハウス【職業、社会的地位】
10ハウスは、自分の達成すべき目標を表します。
4ハウスという自分の居場所の対面であることから社会的な成功や居場所を意味します。
自分の才能の活かし方や、仕事の方向性といった部分を読み解くことができます。
また、奥底に眠る名誉欲や野心といった部分も10ハウスの天体から読み解くこともできます。
もしかすると自分が本当にやるべきことや適性といった部分を知ることができるかもしれません。
11ハウス【友情、希望】
11ハウスは、人とのつながりといったネットワークを表します。
10ハウスまではどちらかというと、社会性という縦のつながりでしたが、11ハウスは、横のつながりを表します。
社会という枠を越えた領域へと入っていくため、枠組みにとらわれない中での自分の望みからポイントとなる部分を読み解くことができます。
また、価値観の同じ仲間との人間関係といった、より近しい人との関わり方やコミュニティを通じて何を得ていくのかということも読み解くことができます。
もしかしすると、自分の描く未来というものが見えてくるかもしれません。
12ハウス【秘密、潜在意識】
12ハウスは、精神的な世界の変容や潜在意識を表します。
6ハウスの変容は、社会的な意味がありましたが、12ハウスは、精神世界での変容となります。
隠れた性質というイメージでもあるため、他のハウスや天体よりも意識しづらい部分でもあります。
そのため、自分にとって隠された性質やインスピレーションといった部分を読み解くことができます。
全く理解できない分野かもしれませんが、意外な才能が眠っている可能性もあるなど、ある意味で奥の深いハウスです。
もしかすると、魂を突き動かす「きっかけ」が眠っているかもしれません。
※12ハウスは最後のハウスでもあることから魂が還る場所という意味もあります。
まとめ
12ハウスについて簡単に見てきましたがいかがだったでしょうか。
自分の中の天体の性質をどういった場所でどのように発揮していくのかを読み解くことができます。
どのハウスにも言えることですが、1つのハウスの世界が全てではなく、色々な場所に天体が配置されるため、自分の中の主要な10天体だけでも性質は異なります。
人は、そんな様々な配置の天体の性質を持った人との関わりの中で生きています。
どこのハウスに天体があるから良い。天体がないからダメ。といったことはありません。
生まれた時のホロスコープは決まっていますが、天体は日々巡っているため、基本的な性質と捉えて分析的な見方をしてみてください。
しかも天体の巡りは決まっていることから現在、過去、未来と算出することも可能です。
自分の天体の位置とハウスの関係を意識できると自然と取るべき行動も分かりますし、自然と行動も変わってくると思います。
自分の好きなハウスから天体が巡る時期を把握できるのもホロスコープの面白いところでもあります。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、公式LINEもしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。