あなたが築くより深い関係を読み解いてみませんか？
8ハウスは、人から受け継ぐものといった伝統といった意味を表します。
7ハウスよりも深い部分の関係でもあり、そんな深い関係を築く上でどういった関係を望み、築いていくのかという部分を読み解くことができます。
また、そんな人と過ごしていく中でどういった変容が訪れるのかという部分も読み解くことができます。
そんな、ホロスコープの8ハウスが示す意味は、「私の結びつき」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、8ハウスの示す人から得ていくものや深く関わることといった部分を知ることができるかもしれません。
※8ハウス以降は隠れた性質という見方もできるため、複雑な表れ方をすることもあります。
- 伝統
- 金融
- 受け継ぐもの
ホロスコープの8ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、8ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
| 対応星座 （サイン） |
さそり座 ♏ |
|---|---|
| 支配星 | 冥王星 ♇ |
| キーワード | 遺産、借金、金融、結婚相手のお金、共有するもの、隠されたこと、受け継ぐもの、深い関わりの中で手に入れるもの |
7ハウスの人間関係よりは、一歩踏み込んだ家族や身内といった部分となります。
一子相伝という言葉がありますが、そんなイメージを持っておけば良いです。
どういったことを受け継ぐのかということや、深い関係の人との関わり方といった人間関係でもより深い関係を表します。
場合によっては、受け継ぐなかで人生の変容を経験することもあるという奥の深いハウスでもあります。
※支配星が冥王星という部分から理解できます。
また、結婚するまでの段階を7ハウス、結婚後の生活を8ハウスで読むなど、結婚や家族という部分もキーワードとなります。
もしかすると、急激な生活の変化は8ハウスの影響が関わっているのかもしれません。
8ハウス「太陽」を読み解く
8ハウスに太陽がある人は、人との深い関係の中で自分を形成していく後継者タイプです。
太陽は人生の目的という自分自身を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、何かを受け継ぐことが多い傾向にありますし、そこからが人生を発展させていく可能性もあります。
深い結びつきの中で人生観を育てていくこととなるため、人の深い部分を探究するような仕事に適性があるとも言えます。
また、伝統的なものに対して関心が湧くなど、歴史や祖先といった部分に興味を持つこともあるかもしれませんし、適性もあります。
※太陽の男性的な性質から父方の影響が大きい人も多い傾向です。
人との関係を深めるということが人生のテーマとも言えるため、「孤立」というキーワードには注意が必要です。
また、近しい人という観点では、上司という部分も同様の位置づけをすることができます。
そのため、少々古臭いですが、目上の人との関わり方は気を付けたほうがよさそうです。
※元々、律儀な性格でもあります。
深い人間関係から学ぶことがあるという意識を持っておくと8ハウスの支配星である冥王星の未知の恩恵を受けることができるかもしれません。
深い人間関係をどう活かすか。
8ハウス「月」を読み解く
8ハウスに月がある人は、深い人間関係の中で絆を深めるタイプです。
月は深い部分の欲求や母性を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、母親からの何かを受け継ぐ傾向にあります。
また、深い人間関係を大切にすることができるため、強い絆を作ることができます。
そんな深い部分での感情を受け取る才能や、相手のことを大切にする愛情を守りたいという思いも人一倍強いことから、受け取ったお金は守るなど、経済的な才能として発揮する場合もあります。
心から信用できる人という関係性を築いていくことで月特有の共感能力によって才能を開花していきます。
狭く太い関係を作っていくことを望んでいるため、パートナーに依存するなど執着する傾向にあることには注意が必要です。
また、噓といった裏切りに対しても人一倍敏感でもあるため、心に傷を受けたこともあるかもしれません。
そんな心の深い部分での関わりは辛いことも多いかもしれませんが、本当の意味でのつながりという関係を築くことは発展させていく可能性もありますし、冥王星の未知の恩恵を受けるきっかけになるかもしれません。
深い人間関係をどう築くか。
8ハウス「水星」を読み解く
8ハウスに水星がある人は、深い関係を追求する研究者タイプです。
水星は知性を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、普段は、サラッとしているイメージの水星ですが、人に関わらず深い関係性を追求することができます。
また、コミュニケーションという面では、人の深い部分である心理といった分野での適性として表れる場合もあります。
人生という事件を解決するかの如く、色々なことを考えることができるなど、自分の身近な関係を掘り下げることで知性という才能を磨いていきます。
自分で作り出すというよりは、人と関わる中で得る情報を組み合わせていく中で発展させていく傾向にあります。
色々な情報を得た上で確信を持った言動や行動をするため、感情という部分に疎い傾向にあることには注意が必要です。
特に深い人間関係には感情は付き物であるため、ある程度の理解も必要です。
また、興味を持ったことに対して掘り下げすぎて迷宮入りするタイプでもあります。
深い部分まで探究することで才能を開花させていくことができますが、人との関わりという部分に目を向けるなど、ある程度受け入れることは発展へとつながっていく可能性もありますし、冥王星の未知の恩恵を受けるきっかけになるかもしれません。
人や自分の感情に目を向ける。
8ハウス「金星」を読み解く
8ハウスに金星がある人は、深い関係を築くことに喜びを感じるタイプです。
金星は楽しみや感性を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、深い結びつきや深い愛情を築くことができます。
性に対しての関心といった見方もされますが、人の欲求に対して感性が優れていることから人の気持ちを理解するなど、見抜く才能もあります。
身内といった関係の中で、その場を円滑に和やかな雰囲気にすることもできます。
深い人間関係を築くことに喜びを感じることができますが、明るいタイプでもあるため、人から愛される才能があります。
貰い物が多いタイプでもあります。
金星特有の愛されたいという性質が深い関係という部分に影響するため、執着してしまう傾向にあることには注意が必要です。
特に異性との関係がなかなか切れない。なんてこともあるかもしれません。
※貰い物が多い部分も影響しているかもしれません。
深い関係の中でも金星の性質という面から、特に愛情という表現が多くなってしまいますが、そういった結婚や恋愛という関係性の中で感性を磨くことで才能を開花していく傾向にあります。
身近な人との関わりの中でも人の感情を理解することもできるため、人が何を求めているのかという部分に目を向けてみると発展へとつながっていきますし、信頼関係を築くことは冥王星の未知の恩恵を受けるポイントでもあります。
人が何を求めているのか。
8ハウス「火星」を読み解く
8ハウスに火星がある人は、深い関係から極めるタイプです。
火星はエネルギッシュさを表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、ひとつの事柄に関して情熱を注ぐことができます。
そのため、その一生懸命さが火星の真っ直ぐな性質とマッチするため、専門的な分野で成功することができます。
※火星の性質から攻撃的な分野での才能となって表れる場合もあります。
深い関係という部分に情熱を発揮するため、完璧主義となって表れる場合もあります。
人との関係は、全力で理解したいと思う真っ直ぐなところがあるため、衝突することも多いですが、その分強い絆を作り上げることができます。
火星の相手に対しても全力で関わろうとする分、深い入りしすぎてしまう傾向にあることには注意が必要です。
また、恋愛や結婚という部分では、感情的な性格から揉め事が多くなってしまうことや、急展開を求めてしまう可能性もあります。
素直であることから、「特別な関係」というキーワードには弱い傾向にあります。
火星の強い男性的な性質が内向的で執着的な8ハウス（女性サインのさそり座（不動宮））で発揮されるため、ある程度分散させる必要があります。
深い関係という意味では、仕事という分野のも生きていく上で深い関係でもあるため、人間関係のみならず、仕事といった部分など分散させることを意識すると良いです。
火星のエネルギッシュさを色々な分野で活かすことは、冥王星の未知の恩恵を受けるポイントでもあります。
※火星自体は、活動的で意欲的な天体であるため、色々な分野で発揮することができます。
いかに情熱を分散させるか。
8ハウス「木星」を読み解く
8ハウスに木星がある人は、深い関係から得たものを拡大させていくタイプです。
木星は拡大を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、近しい人から受け継ぐものを拡大させていくことができます。
人との関係では持ち前の表現力で場を盛り上げることができますし、向上心を持って人の話を聞くことができる純粋さから、愛されるキャラでもあります。
財産という見方もありますが、才能といった目に見えない分野での伝承という見方もできます。
一段上を見据える飛躍的な思考を持っていることから、身近な細かな部分を気にしない部分があるため、企業運営といった深い部分で人を率いていく能力があります。
人と深い関係を築く上では、心の傷すらも受け入れる器を兼ね備えているため、良好な関係を築くこともできます。
人を信じやすい一面や、思考が飛躍的になりすぎる傾向にあることには注意が必要です。
また、育ちが良いなど金銭的に恵まれた環境である場合、甘え続けてしまう場合もあります。
※人の感情に寄り添う優しさもあることから可愛がってくれる人がいるタイプです。
深い関係の人から助けられることも多い分、そういった人との関係は重要となります。
固定された関係を拡大させていくことも大事ですが、様々な人と関わることや、人を受け入れる純粋さは、冥王星の未知の恩恵を受けるポイントでもあります。
人を信じる純粋さ。
8ハウス「土星」を読み解く
8ハウスに土星がある人は、じっくりと深い関係を築くタイプです。
土星は苦手意識を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、深い人間関係を警戒する傾向にあります。
しかし、その関係を徐々に深めていくことができるため、結果的に一番信頼される強い絆を築くことができます。
※大きな財産を受け継ぐことになる可能性もあります。
親しき中にも礼儀ありという性質があることから、近しい人に対してもあまり自分の感情を伝えることができないため、信頼された関係と呼べる人は少ないかもしれません。
意外と深い関係という部分では、言わなくてもわかるでしょう。と言わんばかりの偏屈さとなって表れる場合もあります。
ただし、その関係はじっくりと作り上げるからこそ築くことができます。
心を開くことが少ない傾向は、世間を狭めることもあることには注意が必要です。
真面目であることや、正義感の強さから面倒見も良いタイプであることから、仕事といった身近な人間関係でも信頼を得ていくこともできますが、周りに振り回されて傷つくこともあるかもしれません。
構って欲しい時に限って高圧的な態度を取ってしまうなど、不器用な部分もあるため、自分の感情を伝えることも必要です。
特に深い関係を意味する8ハウスは、解消すべき課題という見方もできるため、結果的に社会的な発展へとつながる可能性もあります。
感情むき出しの本来の自分を出せる関係を築くことは、土星による報酬と冥王星の未知の恩恵を受けるポイントとなります。
人に対して少しずつ心を開く。
8ハウス「天王星」を読み解く
8ハウスに天王星がある人は、自由な関係を求め、深い関係を変革するタイプです。
天王星の自由を求める性質は、8ハウスである深い関係という場所に配置された場合も同様にそんな関係に違和感を覚えます。
特に深い関係という考え方は、天王星とは真逆の性質でもあることから苦労することも多いかもしれません。
そんな伝統といった言葉とは無縁ではありますが、親から譲り受けた店を別の形で成功させるといった変革を起こす才能があります。
人によっては、そういった財産全てを投げ出すといった傍から見たら疑問が多い行動を起こす突飛さとなって表れる場合もあります。
また、人間関係でも変革や改革といった感性を求める傾向にあるため、自然と周りも同じようなタイプの人と深い関係を築いていくことができますし、お互いに刺激し合える良い関係となります。
自分の中の深い感情という部分にも変革を起こすこともあり、突然の感情の変化というものを経験することも多いかもしれません。
独創性が高いことから、人との関わり方も独特で理解されない場合もあることには注意が必要です。
決断力があるなど、思考が機械的であることから身近な関係であっても冷たい印象を与える可能性もあります。
束縛されるようなことを嫌い、自由を求めることは良いことではありますが、人との関わりも必要です。
8ハウスの深い関係は、会社といった見方もできるため、人との関わりの中で技術や思考といった気づきを得る可能性もありますし、それを伝える才能もあります。
身近な関係という部分に目を向けてみると思わぬヒントが見つかるかもしれません。
そこから得た発想は冥王星の未知の恩恵を受けるポイントとなります。
伝統や歴史に触れてみる。
8ハウス「海王星」を読み解く
8ハウスに海王星がある人は、不思議な感性を受け継ぐ敏感なタイプです。
海王星は共感能力や直感力を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、スピリチュアル的な感性を受け継ぐ傾向にあります。
夢の世界での神秘体験といった精神世界や、人の考えていることが読み取れるといった物質世界とスピリチュアル的な感覚を体験することも多いかもしれません。
深い関係性のものとの境界線を無くす性質が発揮されるため、様々なものに同調することができます。
特に人の心という部分に同調し、色々な感情を受け取ることができるため、人に対して癒しの印象を与えることができます。
海王星の幻想的な性質が深い関係を表す部分で発揮されることから、夢という世界に没頭していくため、身近な関係ではルーズさとなって表れる場合もあります。
しかし、優れた感性を活かして直感で生きていたら、意外と何とかなったなんて経験もあるかもしれません。
感覚的で幻想的な性質が強く、不思議な恩恵を受けることも多いですが、現実世界での生活や人との関わりも重要となります。
また、人に共有したいと思っていますが、人は思うほど自分の感情を理解できていないということで傷つくことも多いかもしれません。
直感力がある分、行き当たりばったりになる可能性もあるため、言葉に出すなど相手に伝えることも必要です。
独特な性質や感性ということで好きになれないことや人からの感情が影響して疲れることもあるかもしれません。
会社や社会と視野を広げるなど海王星の集合意識を外に向けることや1人の時間を作ってゆったりすることは冥王星の未知の恩恵を受けるポイントとなります。
現実世界での視野を広げる。
8ハウス「冥王星」を読み解く【支配星回帰】
8ハウスに冥王星がある人は、深い関係を探究するタイプです。
冥王星は徹底的を表しますが、8ハウスである深い関係という場所に配置されるため、身近な関係や物事を徹底的に追求することができます。
対人関係では、人の深い部分まで理解し、行動しようとすることができますし、自分自身もそれを望んでいます。
支配星回帰ということで、より深い部分まで追求する性質が表れるため、場合によっては、人との関わりを警戒してしまうこともあります。
しかし、人の嫌な部分も含めて理解できることや、抱えている問題にも全力で取り組むことができる強さを持っています。
また、仕事といった部分でも真理を追求すべく徹底的に取り組むことができるため、集中力は高い傾向にあるなど、実務能力は高いと言えます。
特に冥王星の0か100の性質から追い込まれるような状況になると自分でも理解できないような力を発揮することができます。
人の領域に踏み込みすぎる部分や、深い関係を築こうとするあまり、過剰に思われる可能性があることには注意が必要です。
心のどこかで深い関係を築くことに人生の変化を求めている場合もあるなど、闇の深さとなっている場合もあります。
支配的な一面もあり、冥王星やさそり座の特性が強くでることもあるため、人に対する嫉妬といったネガティブ感情は強い傾向にあるなど、最終的に自分に返ってくることになります。
実務的な能力や徹底的に追求する集中力は人に対して発揮するよりも仕事といった側面に向けていくと傷つくことも少なくなりますし、社会的な発展へとつなげることができるなど、冥王星の未知の恩恵を受けるポイントとなります。
何かを受け継ぐというよりも、深い関係の中で再生したいというエネルギーから深い関係の中で様々な変容を経験もするかもしれません。
人に対する執着から心を閉ざして支配的になるのではなく、寛容に人の善意を受け入れてみてはいかがでしょうか。
人の優しさを心から受け入れてみる。
まとめ
8ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
7ハウスよりもさらに深い関係ということで、人によっては闇を抱えている部分かもしれません。
また、8ハウスに天体がないと深い関係も築けず、何も受け継ぐことができないということはありません。
天体の運行によって影響は受けますが、一般的に8ハウスに関する事柄の苦労が少ない傾向にあると理解しておきましょう。
※ハウス全般にも言えることです。
人との関わりや受け継ぎを経て今という現実があります。
伝統や歴史といっても良いものばかりではないかもしれません。
悪い部分をどう改善するのかという部分がポイントでもありますし、人を変えたい。変わって欲しい。という善意がなかなか伝わらないことで苦しんでいる人も少なくないと思います。
また、8ハウスの深い関係の築き方という性質はクセでもあります。
冥王星に関するハウスでもあるため、自然な変容を経験するハウスでもありますが、自分のクセに目を向けて自分が変わろうと努力することは、8ハウスの深い関係を活かした人生の発展へとつなげることができます。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、ライン公式もしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。
