もしかすると1ハウスの天体が示す、あなたの魅力にあなた自身がまだ気づいていないかもしれません。
1ハウスは生まれた状態。言ってしまえば生まれた時点から備わっているものとなります。
無意識でそこに配置される天体らしさを発揮している場合が多く、自分では気づいていませんが、他人から見るととても分かりやすい特徴でもあります。
そんな、ホロスコープの1ハウスが示す意味は、「私はだれ?」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、1ハウスに眠る新たな魅力に気づくことができるかもしれません。
- 個性
- 第一印象
- 備わっている魅力
ホロスコープの1ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、1ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
対応星座 (サイン) |
おひつじ座 ♈ |
---|---|
支配星 | 火星 ♂ |
キーワード | 個性、健康、見た目、第一印象、基本運勢、セルフイメージ、人生に対する姿勢 |
1ハウスは、社会に打ち出していく自分自身という意味から、上手く使っていくことで自信へとつながります。
また、客観的に見た自分というところや健康といった遺伝的体質を読み解くことができます。
1ハウスに天体がない場合もアセンダント(ASC)と呼ばれる生まれ持った瞬間の太陽の位置を示す場所の星座から読み解くことができます。
1ハウス「太陽」を読み解く
1ハウスに太陽がある人は、自分らしさを発揮していくタイプです。
太陽には、生まれたきた目的や自分自身といった意味があり、能動的な性質がありますが、1ハウスの自分らしさによってより無意識な太陽らしさが発揮されるため、良くも悪くも自分らしく道を切り開いていくタイプでもあります。
また、素直な一面があることから子供っぽさがあるなど、自分の気持ちには正直ですし、気持ちの切替も早いです。
1ハウスという個人を意味する場所に自分自身という太陽が配置されていることになるため、あまり他人の目を気にせず行動できますし、他人に流されることも少ないです。
1ハウスと太陽の支配星という観点(太陽の支配星はしし座)から見ても表現が男性的(外向的)であることから表面的な特徴となって出る傾向にあります。
自我の強さという見方もできるため、少々強引な一面がありますが、ガンガン突き進むタイプでもあるため、爽快感はあります。
そのため、社会からも評価されやすい傾向にもありますが、ワンマン思考には注意が必要とも言えます。
自分の気持ちに対して真っ直ぐな姿勢。
1ハウス「月」を読み解く
1ハウスに月がある人は、感情が豊かで人気運があるタイプです。
より月らしさが強調されることから思考は感情が優先となります。
また、相手の感情も素直に受け取ることができることから魅力的な印象を与えたり、場合によっては相談役となることもあります。
感受性が豊かさであることから喜怒哀楽は激しい傾向にあり、表情にも出やすいです。
※1ハウスの人からみた印象という観点からも表情に出やすいことがわかります。
1ハウスという生まれ持った性質という観点や感受性の豊かさから芸術的な才能を発揮することもできます。
月という家庭的(内向的)な部分は、母親という見方もできるため、無意識に母親の影響を受ける傾向にあります。
魅力的でロマンチストな一面から人からも助けてもらえることも多く、性別問わずモテるタイプです。
しかし、人の感情に敏感な分、客観性には欠けてしまうことやあらゆる状況に流されてしまう傾向にあるなど、環境次第で大きく変化するタイプでもあるため、注意が必要です。
自分や人の感情に向き合うことができるところ。
1ハウス「水星」を読み解く
1ハウスに水星がある人は、コミュニケーション能力が高いタイプです。
頭の回転が速く、言語能力も高いことから自分の考えを伝えることが上手ですし、人とコミュニケーションを取りたいという衝動も強い傾向にあります。
新しい知識を求めようとする好奇心もあり、比較的新しいモノや文化に寛容です。
※人によっては若者と関わる機会が多い場合もあります。
1ハウスの生まれ持った性質という部分でもコミュニケーション能力は無意識に発揮されるため、人間関係という分野でも才能を発揮することができます。
知的好奇心もあり若々しく、人間関係を築くことが上手であることから仕事ができるタイプです。
しかし、広く浅く。長続きするタイプではないため、転職しやすい傾向や情報に頼りすぎて困ってしまうこともあるため、注意が必要です。
どんな状況にも対応できるところ。
1ハウス「金星」を読み解く
1ハウスに金星がある人は、可愛らしさから人を惹きつける魅力があります。
愛情も豊かで人に対しての言動も優しさがあり、人の感性を満たす魅力があります。
恋愛という見方をしてしまいがちですが、人間関係において才能を発揮し、親しみやすさから支援という恩恵を受けることもできます。
1ハウスの生まれ持った優しさという部分から無意識に人を惹きつける魅力があります。
人との関係でも言葉を選ぶことができる人当たりの良さあるため、愛されキャラであったり親しみやすいキャラであったりと得をすることが多いタイプです。
また、人脈から金脈を生むことができるタイプとも言われております。
金星が楽しみを表すため自分に甘い部分もあり、我慢や忍耐力には欠ける一面があります。
※キャラクターで何となく許されてしまいます。
愛想も良く社交的で、どんな事も純粋に楽しもうとする姿勢。
1ハウス「火星」を読み解く【支配星回帰】
1ハウスの支配星は火星であることから支配星回帰となります。
そんな1ハウスに火星がある人は、情熱的で行動力があります。
考えるよりも感じることで意思表示や意思確認をする傾向にあり、行動力はもちろんチャレンジ精神も豊富です。
また、スポーツにおいてそのパワーを発揮すると良いと言われております。
1ハウスの生まれ持った情熱さから指導力という他人に対する才能を発揮することもできます。
自分に対して発揮する場合、常に勝負の気持ちでいることから本番にも強いタイプです。
しかし、勝負の気持ちが強い特徴から自己顕示欲も高く、言動も攻撃的になってしまうことがあるため、注意が必要です。
また、行動力の高さからトラブルの原因を生んでしまうこともあるため、時に冷静になることも必要となります。
特に火星自体がエネルギッシュであることや支配星回帰など、良くも悪くも特徴となって表れやすいです。
行動的で何事にも真っ直ぐ立ち向かう姿勢。
1ハウス「木星」を読み解く
1ハウスに木星がある人は、寛大で楽天的とリラックスした雰囲気があります。
社会的に役に立ちたいという責任感や正義感も持ち合わせていることから人から受けた恩を忘れない情の厚さもあります。
チャンスに恵まれる機会が比較的多いのも特徴となります。
1ハウスの生まれ持った大らかさや時々みせるマニアックでお茶目な一面から人からも好かれることも多いタイプです。
どこか物怖じしない雰囲気や正義感という部分からチャンスに恵まれることも多いです。
しかし、大らかな分、細やかさに欠ける点や自分に甘い部分もあるため、注意が必要です。
また、見切り発車する傾向にもあるため、後々困ってしまうなんてこともあります。
※太りやすい体質となって表れる場合もあります。
大らかなで寛容な性格。
1ハウス「土星」を読み解く
1ハウスに土星がある人は、真面目で落ち着いた雰囲気があります。
自分への甘さという考えがなく、自分を律することができるため、真面目で実直な印象を与えることができます。
コツコツ積み上げることを得意とするため、成果を上げることができるタイプでもあります。
1ハウスの生まれ持った真面目さという部分から、若い頃は自分に自信がない傾向があり、どこか不器用さがありますが、次第に自信が持てるようになるなど、大器晩成タイプでもあります。
土星という社会は父親という見方もできるため、無意識に父親の影響を受ける傾向にあります。
自分を律することができ、理性もあることから社会で評価されることも多いです。
しかし、どこか自分を低く見積もってしまうなど自分自身で制限してしまうことや表現が苦手であることから勘違いを生むこともあるため、注意が必要です。
また、感情という面でも溜め込む傾向にあることから体調に影響してしまうこともあります。
着実でコツコツ進めることができる姿。
1ハウス「天王星」を読み解く
1ハウスに天王星がある人は、唯一無二の個性の持ち主です。
人とは違った客観的な視点であることから独創的でアイデア豊富で進歩的な考え方であり、先行く人という印象を与えます。
幼少期の環境が特殊だった人が多いのも特徴です。
1ハウスの生まれ持った個性という部分によって様々な変化を引き寄せることになり、自分自身で切り開くことで自分にとっての楽しみを得ることができます。
どこか孤立的な部分はありますが、自分という強い信念や正義感の持ち主でもあります。
進歩的な考えであることから技術的な分野や最先端の分野に向いています。
しかし、自分自身が伴わない場合、ただただ変わった人になってしまうため、自分の世界を追求することが必要となります。
また、自分で何とかしたいという思いが強くなりすぎてしまうことがあるため、注意が必要です。
少し変わった視点で個性的なところ。
1ハウス「海王星」を読み解く
1ハウスに海王星がある人は、豊かな感性から不思議な魅力があります。
感性が豊かでインスピレーションを受けることができることから直感力も優れており、どこかおっとりした時間軸が違うおっとりとした印象を与えます。
※見た目という観点ではどこか若々しい人が多いのも特徴です。
受け取った感性は、感性で表現する性質があるため、芸術的な才能があるのも特徴です。
1ハウスという生まれ持った性質から大きな決断する時のポイントは夢であるかというところに重きをおくドラマチックな一面もあります。
現実世界から少し離れたような体質であるため、直感力や感性といった目に見えない部分で才能を発揮することができます。
また、そんな目に見えない部分を受け取り、表現することができる感受性の豊かさがあります。
しかし、何となく嫌な感じがした。というようなことが多いため、具体的かつ物質的に伝えることが少々苦手であることには注意が必要です。
基本的に原動力は高い方ではなく、夢という活力がないと動けなくなることもあります。
また、目に見えない人の感情も敏感に受け取ることができる繊細さから疲れを溜めてしまう傾向にもあります。
※カウンセラー気質とも言えます。
目に見えないものを察知する感受性が豊かなところ。
1ハウス「冥王星」を読み解く
1ハウスに冥王星がある人は、カリスマ性といった存在感の持ち主です。
こだわりも強く、真相を追求したいという深さや真面目さがあり、根性も備わっています。
そんなカリスマ性は人の憧れの対象でもあります。
※ただそこに黙っているだけでも威圧感を与えることがあります。
無意識かつ突発的に冥王星による人生の変容をもたらされる傾向にあります。
1ハウスという生まれ持った性質から考えると無意識に求めているとも言えます。
徹底的にこだわりをもって取り組むことができる真面目さや自立的な一面から極めることに向く性質があります。
しかし、自分だけではなく他人に対しても完璧を求めてしまう点には注意が必要です。
場合によっては支配したいという衝動に駆られることもあります。
徹底的で何事にも真剣に取り組むことができるところ。
まとめ
1ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
特に1ハウスは、始まりや純粋さを示す事からその天体の個性が強く出る傾向にあります。
※天体がない場合もアセンダント(ASC)の星座から読み解くことができます。
1ハウスは、社会と関わるために必要な自分であり個性的な部分でもあります。
そのため、天体自体も独立的で活発的な動きをします。
もしかすると自分では意識できていない性質となっているかもしれませんが、良くも悪くも他人から見た時の分かりやすい特徴でもあります。
無意識の部分であるからこそ、意識してみることで違った魅力やクセに気づくこともできるかもしれません。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
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