あなたの才能を開花させるきっかけを読み解いてみませんか？
9ハウスは、意識の広がりといった精神的な部分や成長のきっかけを表します。
8ハウスまでは社会的ではありつつも、身近な関係を深めることで様々な経験や「受け継ぐ」といった部分から自分を成長させてきました。
9ハウスからは、自分の知らない世界で、何を学び、何を発展させていくのかという「きっかけ」を読み解くことができます。
そんな、ホロスコープの9ハウスが示す意味は、「私の意識の広がり」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、9ハウスの示す意識の広がりから自分を発展させるきっかけを知ることができるかもしれません
- 信仰
- 成長
- きっかけ
ホロスコープの9ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、9ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
| 対応星座 （サイン） |
いて座 ♐ |
|---|---|
| 支配星 | 木星 ♃ |
| キーワード | 本、信仰、海外、宗教、大学教育、高度な学問、親戚縁者、知性の拡大、成長してからの学び |
8ハウスまでで得たものを広い世界で発揮していく冒険者のイメージとなります。
どういった場所で自分という才能を発揮するのかという部分を表します。
また、更なる成長ということから、どういったことに興味を持って自分を成長させていくのかというきっかけを知ることもできる発展のハウスでもあります。
※支配星が木星という部分から理解できます。
社会に出てからの成長したい意欲に学歴といった縛られた考えはありません。
自由に学び、自由に成長できるそんな大人になってからの成長のきっかけを見つけることもできます。
9ハウス「太陽」を読み解く
9ハウスに太陽がある人は、自分の世界観を広げたいタイプです。
人生の目的を表す太陽が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、日常生活といった身近なことよりも、大きな世界で自由に理想を追い求めることができます。
目指す世界は遠く広いことから、海外といった分野に縁があるとも言われております。
また、向上心があることから専門的な学びや思想といった世界にも適性があると言えます。
※海外が一番分かりやすい表現となりますが、必ず海外というわけではありません。
身近な生活から離れた思考を持っているため、現実的な部分から逃げる傾向にあることには注意が必要です。
縛られるような生活も得意ではありません。
しかし、理想の自分というものがハッキリしており、常に向上心があるなど、あくなき探求心の持ち主でもあります。
その自由な意識を思いのままに広げていくことは、9ハウス太陽にとっては、大きな発展へとつなげることができます。
自分という理想を自由に追い求める。
9ハウス「月」を読み解く
9ハウスに月がある人は、自分の感情を広げていきたいタイプです。
感情を表す月が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、人の感情を深く掘り下げることができます。
人の感情を理解することを得意ですし、知性の拡大が月の欲求でもあることから学びという分野も深めることができるため、人に教えることが上手でもあります。
特に感情の起伏が激しい子供に対しては、感情に寄り添う才能を発揮することができます。
月の精神性という観点では、心理学といった分野にも興味が湧くかもしれません。
誰かから感じて伝えたいなど、感情を広げていくことに欲求を満たすため、家好きではないことには注意が必要です。
旅行好きであるなど、常に心の自由を求めています。
人や物を理解し、発展させていくことができるなど、深い部分に寄り添うことができる繊細さがあります。
人生という物語で自分の心のままに感情を広げることは、9ハウス月にとっては、大きな発展へとつなげることができます。
自由に感情を広げる。
9ハウス「水星」を読み解く
9ハウスに水星がある人は、基礎を広げていく応用タイプです。
基礎知識やコミュニケーションを表す水星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、応用的な思考へと発展させることができます。
また、大人になってからの学びに対しても貪欲で知識を広げようと勉強することに適性があります。
基礎知識を活かしてどんどん発展させていく応用力があることや、コミュニケーション能力を活かせることから、技術を突き詰める分野よりも要件を聞いたり、提案したりする分野で才能を発揮することができます。
また、コミュニケーションという言葉というものにも縁があることから、文才や語学力といった部分への適性があると言えます。
興味を持ったことの知性を広げることはできますが、興味や情報を得る機会が少なくならないようにすることが必要です。
移動といった意味を持ち、他の天体へも意識を広げる役割をするため、情報に触れる機会（知的好奇心を刺激する）は重要となります。
情報を見極め、深めていくことに向いていますが、そのためには基礎知識という部分は特に重要となります。
知性の拡大というハウスに水星が配置されている以上、学びという部分はテーマであり、発展でもあります。
興味を持ったことに向き合ってみてはいかがでしょうか。
興味を持ったことを広げる。
9ハウス「金星」を読み解く
9ハウスに金星がある人は、楽しみを外へ広げていくタイプです。
楽しみを表す金星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、自分の興味があることを楽しみながら学んでいくことができます。
大人になってからの学びという観点でも習い事をしている人も多いかもしれません。
芸術的なセンスや美意識といった金星特有の性質も外の世界へ向くため、海外の芸術といったものに魅力を感じることができます。
海外旅行という楽しみという分野でも楽しい経験ができるなど、縁があります。
また、金星の愛情に思想という道徳的な部分が加わるため、楽しさというよりは、嗜みといった大人っぽさが生まれます。
楽しい経験を通して学ぶことができますが、楽しみを感じなくなると意欲も低下する傾向にあることには注意が必要です。
とことん突き詰めるというよりは、多彩なタイプであるため、長続きしない可能性もあります。
また、社会的かつ外向的な9ハウスであることから、自分が楽しんでいるようでも、実は誰かと共感して共有することで本当の喜びを感じることができます。
楽しみながら学ぶということに加わえ、誰かと共感することは重要でありますが、難しいことでもあります。
しかし、まずは自分が楽しむということが大切になるため、興味があることに挑戦してみてください。
※結果的に誰かと共感できる機会もあると思います。
楽しいと感じることは金星の広がりの才能を発揮するきっかけでもあります。
自分が楽しいと感じること。
9ハウス「火星」を読み解く
9ハウスに火星がある人は、自分という信念を貫き、広げていくタイプです。
情熱やエネルギッシュさを表す火星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、自分の成長を目的とすることで学びを深め、成長していくことができます。
人一倍、信念が強いタイプでもあるため、理想を現実的なものへとする力を持っています。
発する言葉にも火星のエネルギッシュさが発揮されるため、何か伝えて広げていくこともできる才能もあります。
自分の成長のためであれば、1人で突き進む強さはありますが、自分の成長していく姿が想像できなかったり、魅力を感じないとやる気はでない傾向にあることには注意が必要です。
また、信念を貫く強さも傲慢な態度として表れますし、どこか敵対心を持っているため、衝突することもあるかもしれません。
しかし、太陽という目的がハッキリさせることは、自分の成長という火星を奮い立たせることができます。
特に9ハウスという広がりの性質から、どんどん自分をアピールしていくことができます。
自分が本当にやりたいことは何なのかといったことや、太陽に目を向けてみるなど、自分の中で眠っている才能を刺激してみてください。
自分がどう成長するのか。
9ハウス「木星」を読み解く【支配星回帰】
9ハウスに木星がある人は、自分の向上心を広げていくタイプです。
豊かさや表現力を表す木星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、自分の思うままに学びを深めていくことができます。
特に支配星回帰ということで、9ハウスに関連する知性や意識の広がりという事柄で苦労することも少なく、むしろ恩恵を受けることの方が多い傾向にあります。
知性といった表れ方をする場合もあれば、理解力や洞察力といった社会生活を送る上でも重要と呼ばれる部分も豊かであることから、人に好かれるタイプです。
社会的なハウスで木星の社会貢献という部分が発揮されることになるため、人の要求に答えることができる才能があります。
恩恵を受けることも多く、大らかで寛容な性質であることから、怠惰な生活や自分の状況におごり高ぶる可能性があることには注意が必要です。
また、探求心の深さが、思想といった空想の世界に飛躍すると特有のマニアックさが、ただの海外に憧れている人や単なるアニメ好きといった別次元に向いてしまう可能性もあります。
もともと向上心も高く、努力することができ、人との関係を築いていく才能があります。
社会貢献という観点からも分かるように発展へのキーワードは、向上心ではなく、人の要望にどう答えるのか。となります。
自分に対する客観的な視点というものを持っておくと、木星の恩恵を受けることができます。
自分に対する客観的な視点。
9ハウス「土星」を読み解く
9ハウスに土星がある人は、身近な世界を広げ、成長していくタイプです。
堅実さを表す土星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、時間をかけて思考を成長させていくことができます。
また、思考を成長させていくことに責任感や義務感という部分を感じることができるため、教える仕事や研究と分野で才能を発揮することができます。
飛躍的な思考はせず、地に足のついたタイプでもあり、地元を好むなど、身近な世界にも縁があります。
コツコツ学んできたことを教えることもでき、見守る忍耐力もあるなど、仕事でも確実に答えてくれるという頼れる存在となっていくことができます。
自分の知らない世界や理解できないことに土星の苦手意識という部分が出る傾向にあることには注意が必要です。
また、流行といった流行物は廃り物という考えを持っているなど、融通が利かない部分もあります。
土星の劣った部分を課題として底上げする性質を自分はもちろん、人に対しても発揮することができます。
上手く指摘することができないこともあるかもしれませんが、着実に信頼関係を築く才能もあります。
自分だけの世界ではなく、新しい世界といった部分に触れることも時には必要です。
人からの教えられる新しい考え方も確実にゆっくりと理解することができる才能もあります。
自分という確固たるものを持ちつつも新しいものも受け入れてみてはいかがでしょうか。
自分という信念を大切にする。
9ハウス「天王星」を読み解く
9ハウスに天王星がある人は、独自の思想を広げていくタイプです。
独創性を表す天王星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、独特の考え方を持っているなど、新しいものや変わったものに熱中し、新しいアイデアを生み出すことができます。
また、個性を尊重する性質もあることから、人のアイデアも平等に見ることができます。
既存の考え方といった伝統や歴史を意味する言葉を嫌う性質が、思想や哲学といった9ハウスに関連する分野で新しいスタイルを築いていく才能があります。
例えば、授業をしない塾といった思考は、既存の集まって勉強をするのが当たり前という常識を覆すという意味で天王星的な思考から生まれる発想とも言えます。
というような形で常識というものを覆すことができますし、覆していきたいと考えることができます。
独自の発想は受け入れてもらうには時間がかかるなど、必ずしも受け入れてもらえるわけではないということには注意が必要です。
自分自身の世界で思考展開していく傾向にあることから、人の考え方を理解するまでに時間がかかる場合もあります。
※人の考えは常に進化し、変化していくものということは理解できています。
哲学や宇宙といった分野や海外など、大きな世界に縁があるため、そういった分野に触れてみることで自分自身を理解する場合もあります。
また、天王星というのはどこか孤立的で責任も発生するため、大人になってからの学びや思考の発展において、孤独を感じることもあるかもしれません。
しかし、9ハウスの木星の性質がそんな思考を拡大させ、充実したものとしてくれます。
自分の興味を持ったことをとことん追求していくことは、新しいアイデアとなって人生の発展へとつなげることができるかもしれません。
自分というスタイルを追求する。
9ハウス「海王星」を読み解く
9ハウスに海王星がある人は、未来を見通すセンスがあるタイプです。
直感力や共感能力を表す海王星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、想像力や表現力といった才能がより発揮され、人の心に届く文章や作品を作り上げていくことができます。
夢の世界に縁もあることから、直感力といった目に見えない力となって発揮され、どう立ち回っていくのが良いのかということを感覚で判断することができます。
共感することができる海王星の性質と、9ハウスによる思想の発達によって人の心に同調することもできます。
そんな感性が芸術的なセンスや想像力となって表れる場合もあります。
無意識レベルで人の心に共感することで喜怒哀楽の感情が爆発する可能性もあることには注意が必要です。
また、夢の世界を広げていきたい性質もあることから、精神世界や空想の世界といった非現実的な世界へ没頭してしまう可能性もあります。
直感力やその場の空気を読み取れるなど、優れた感性を持っています。
人に伝えるという面で苦手意識があったり、感覚的で理解されないことも多いかもしれません。
しかし、人に伝える感覚を身につければ人に感動を与えることができるなど、人生の発展へとつなげることができるかもしれません。
夢への憧れが大きくなりすぎて現実離れした夢を抱く可能性もあるため、ある程度の見極めも必要となるかもしれませんが、その豊かな感性は、現実的な世界で拡大し、発揮することができます。
自分の感性をどう伝えるか。
9ハウス「冥王星」を読み解く
9ハウスに冥王星がある人は、宇宙といった別次元を突き詰めたいタイプです。
徹底的な追求を表す冥王星が、9ハウスという知性の拡大という場所に配置されるため、真理といった極限のところまでたどり着くことができます。
思想といった知性の部分で徹底的な性質が発揮されるため、人との議論することも得意ですし、土星の枠を超越する冥王星の性質によって普通とは違う考えの持ち主でもあります。
普段は、自然な変容を意味する冥王星も9ハウスという外向的な位置となるため、無意識の部分で自分自身が一番変容を求めています。
そんな冥王星の変容を経験する場面は、海外といった初めての場所や初めての経験によってもたらされます。
※未知の経験という普通の人が恐れることも恐れない貪欲さもあります。
深層心理を追求したい思いから、スピリチュアル的な分野に興味を持つことや仕事としていくなど、精神性を求め、高めていく可能性もあります。
しかし、物事の本質を知ろうとハマりすぎてしまう可能性もあることには注意が必要です。
また、議論好きであることから永遠話すこともできるタイプでもあります。
思想を広げるというよりは、突き詰めていくタイプであるため、学びという分野でも突き詰めていくことを意識していくことで冥王星の未知のパワーによって人生の発展へとつなげることができるかもしれません。
深い意識の中で色々な経験を求めているため、可能な範囲で自分のやったことがない事に挑戦してみることも9ハウス冥王星にとっては必要なこととなります。
未知の体験をする。
まとめ
9ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
学びという部分やどういった分野で興味を持つかなど、大人になってからの部分や社会的な意味も多くなります。
生まれた時から天体による影響は始まっていますが、18歳以上を成人と考えても大人になってからの時間の方が長いため、色々考えさせられるハウスでもあります。
学びという部分では、3ハウスの基礎知識や義務教育といった時代や学歴にコンプレックスを抱えている人も少なくないと思います。
しかし、社会生活で必要なのは思想といった考え方の部分も多いはずです。
本を読むことで人は成長します。なんて言葉を良く聞きますが、本を読むことよりも自分が本を読みたくなるように刺激する方が効率的かもしれません。
そんな自分を向上させたいという思いを刺激する方法を9ハウスの天体が教えてくれます。
言い換えれば、人生を発展させていくポイントは人それぞれとなります。
しかし、9ハウスに天体があるということは、思想や大人になってからの学びという部分が課題であり人生を発展させていくポイントとなります。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、ライン公式もしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。
