自分の遊び心は満たせていますか？
5ハウスは、自己表現や趣味の部分を表します。
どういったことに楽しみを感じるのかといった部分を読み解くことができます。
また、どういった愛情表現をするのかという部分を読み解くこともできます。
前半のハウスでもあるため、あくまでも個人的な部分となります。
そんな、ホロスコープの5ハウスが示す意味は、「私の表現」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、5ハウスの示す表現というものを理解することで忘れかけていた冒険心を思い出すきっかけになるかもしれません。
- 自己表現
- 愛情表現
- モチベーション
ホロスコープの5ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、5ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
| 対応星座 （サイン） |
しし座 ♌ |
|---|---|
| 支配星 | 太陽 ☉ |
| キーワード | 子供、趣味、事業欲、自己表現、愛情表現、創作活動、自分を満たす活動、モチベーションを上げる方法 |
5ハウスには、子供や妊娠といった意味も含まれますが、どういった子供に育て上げるのかという、あくまでも自分視点（親目線）となります。
趣味や創作活動といった意味から、どういったことでモチベーションを上げるのかというポイントといった部分も読み解くことができます。
恋愛という面でも、どういった愛情表現なのかという部分を読み解くことができます。
支配星は太陽（本人）ということから、5ハウスは自分視点であるということを意識すると理解も深まると思います。
※4ハウスは、心を満たすことを意味し、その満たされた心から溢れる感情を表現するのが5ハウスとなります。
5ハウス「太陽」を読み解く【支配星回帰】
5ハウスに太陽がある人は、人生という舞台の主役となるタイプです。
太陽という自分を表現することがとても上手であることから、楽しませることにも才能があるなど、リーダーシップもあります。
そのため、不思議と周囲を元気するエネルギーを持っています。
5ハウスという自己表現を意味する場所に太陽が配置されることになるため、失敗すらも周囲を楽しませる材料として扱うことができます。
特に支配星回帰ということで、太陽という自分をより上手に演じることができます。
恋愛を意味するハウスでもあることから5ハウス太陽は、恋愛主義であり、そんな恋愛をしている自分を楽しみます。
自分の気持ちにも正直であり、さらに自分を楽しませることもできるため、まさに主役のような生き方をすることができます。
その楽しませたい感情がクリエイティブさとなって表れる場合もあります。
しかし、自分が注目されていないと納得がいかない傾向にあることには注意が必要です。
また、注目されたい気持ちが態度となって表れる場合もあります。
いかにしてこの状況を演じるのかということを意識するとモチベーションアップへとつなげることができます。
恋愛主義であることから恋愛経験は豊富になる傾向にありますが、結婚となると消極的になってしまう可能性もあります。
※特に女性の場合は、太陽は理想の結婚相手を表すことからその傾向が強くなります。
自分をどう演じるか。
5ハウス「月」を読み解く
5ハウスに月がある人は、少年少女の心を忘れないタイプです。
月の豊かな感受性をありのまま表現することができるため、可愛さがあるなど、人からも好かれる雰囲気を持っています。
月の内向的な部分を上手にさらけ出すことができるため、その場を盛り上げる才能もありますし、何よりも自分自身が楽しいことを好みます。
5ハウスという自己表現を意味する場所に月が配置されることになるため、感受性の豊かさが芸術的なセンスや言葉のセンスといった才能となって表れます。
感情を大切にすることから趣味といった自分を満たすための時間は惜しみません。
感情的な部分を上手に自己表現することができるため、人からも好かれる傾向にありますし、若々しさもあります。
また、その童心は、子供と間に不思議な関係性を生む才能となって表れる場合もあります。
しかし、月の喜怒哀楽が自己表現となって表に出てしまうことには注意が必要です。
熱しやすく冷めやすい傾向にありますし、子供っぽさを兼ね備えているため、実はとても目立ちたがり屋でもあります。
ただし、わがままに好きなことをすることはモチベーションアップにつなげることができます。
自分の感情に正直ではありますが、太陽とは違った受け身の性質であることから、恋愛においては相手に尽くす傾向にあります。
恋愛のみならず自己表現する中で受け取る感情に流されることも多いかもしれません。
※それは5ハウス月の良さでもあります。
自分をどう伝えるか。
5ハウス「水星」を読み解く
5ハウスに水星がある人は、言語能力を駆使して自分を表現するタイプです。
知性やコミュニケーションを意味する水星らしさが自己表現となって表れるため、発する言葉には説得力や魅力的な表現力があります。
人との交流も多く、話すことを好むため、年を取っても活発な傾向にあります。
そんな人との言葉というコミュニケーションの中で情報をキャッチする水星の知性が発揮されるため、企画力となって表れる場合もあります。
5ハウスという自己表現を意味する場所に水星が配置されることになるため、自分の感情を言語化する才能があります。
また、その言語化されるものには人々を感動させる魅力的なものとすることができます。
しかし、聞くよりも話したい傾向にあることには注意が必要です。
また、人から情報を表面的にキャッチすることができるため、人に対する思い込みとなって表れる場合もあります。
ただし、そんな思い込みに対して知性を持って分析することができれば企画力といった才能を発揮することができます。
※その時々で人の言葉は変わるということを覚えておくと良いです。
あまり深い入りするタイプではないことや、どこか分析的で無駄を省く立ち回りを好む傾向にあるため、受け取る側次第ではありますが、恋愛では味気ない印象を与えてしまう場合もあります。
自己表現する場合、ある程度は相手を見極めることも5ハウス水星にとっては必要なことかもしれませんが、それができるのも5ハウス水星ならではの才能です。
自分でどう分析するか。
5ハウス「金星」を読み解く
5ハウスに金星がある人は、流行に敏感なインフルエンサータイプです。
金星の楽しむを自己表現という分野で発揮することができるため、流行に敏感です。
また、そんな流行を自分に上手に取り入れる才能もあることから周囲へ影響を与えることもできます。
金星の若々しい感性を自己表現することにもなるため、若い人との交流も上手ですし、若々しい人も多い傾向にあります。
※月の子供らしさとは少し違った若さとなります。
5ハウスという自己表現を意味する場所に金星が配置されることになるため、愛されるタイプの人柄であり、愛されるように振る舞うことが上手といった社交性を発揮することができます。
自分自身の恋愛経験が豊富など、恋愛的な感性が優れていることから、恋愛的分野で才能を発揮する場合もあります。
しかし、流行に敏感な性質や楽しみに関して惜しまないなど、出費が多くなる傾向にあることには注意が必要です。
また、流行に左右されることも多いかもしれません。
恋愛という面では、愛される振る舞いができることからモテるタイプではありますが、感性の若さが所有したいという独占欲や流されやすい性質から目移りしてしまう可能性もあります。
恋愛だけではなく、5ハウス金星は思い切り楽しむことができる分、時には自分にとって何が楽しいのかといった追求をすることも必要です。
その才能を発揮することができれば、より金星の個性を活かすことができます。
自分の楽しみをどう追求するか。
5ハウス「火星」を読み解く
5ハウスに火星がある人は、遊びも真面目な勝負師タイプです。
例え遊びであっても負けると悔しいと思うなど、気がついたらのめり込んでいるなんてこともあります。
勝負ごとに熱くなる性質もありますが、退屈な人生を嫌う傾向にもあります。
5ハウスという自己表現を意味する場所に火星が配置されることになるため、自分のエネルギーの使い方といった自分のモチベーションを保つことがとても上手です。
常に挑戦的な姿勢でいることができますし、常に全力投球で挑む潔さもあります。
※全力で挑んだ結果「あれ？」なんて思った経験もあるのではないでしょうか。
しかし、スリルを求めて無謀な挑戦をするなど、無茶な部分があることには注意が必要です。
退屈な人生を嫌うことや気持ち大きい部分があることから、散財してしまう可能性もあります。
恋愛においては、分かりやすく積極的にアピールするタイプです。
火星の性質は、自分で使わない場合は、身近な人に発揮されることから、情熱的な自己表現という性質がパートナーへと移る場合もあります。
※特に女性にとって火星の男性的なエネルギーは使われる場面が少ないことからこの傾向が強いと言えます。
恋愛だけではなく、勝負ごとに熱くなりやすいことから世間が狭くなる可能性もあります。
モチベーションを保つことは得意なことから、視野を広げることができると更なる発展へとつながるかもしれません。
自分をどう乗り越えていくか。
5ハウス「木星」を読み解く
5ハウスに木星がある人は、趣味の中で培う才能を社会で発揮できるタイプです。
木星は、発達年齢が45歳以降であることから、遅咲きな部分もありますが、趣味や遊びで得たものを社会へと拡大させていくことができます。
楽観的な考えが自己表現という場面で表れることから表現力も豊かで明るい人も多いです。
※多趣味となって表れる場合もあります。
5ハウスという創造性を意味する場所に木星が配置されることになるため、自分の趣味の中で得たものや作ったものが収入へとつなげることができる可能性があります。
また、そんな自分の得たものは社会でも活かすこともできるため、新しい仕事といった新規性の高いものにも強いです。
明るく朗らかな性質ではありますが、向上心もあるため、実は富と名声は欲しいタイプでもあります。
しかし、発達年齢の時期が訪れるまではあまり浮き沈みのない平凡な人生となっている可能性があります。。
特に木星は、苦労が少ないという表れ方をする場合もあることから、何もしないまま過ごしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
向上心や感性というものは備わっている能力でもあるため、遊びや自己表現といった部分で何かに挑戦してみると良いかもしれません。
富と名声を求める性質は恋愛に発揮された場合、恋人に地位の高さを求めますし、その明るく楽観的な性質から印象にも残りやすく愛される存在となることもできます。
自分の可能性を信じて進み続けること。
5ハウス「土星」を読み解く
5ハウスに土星がある人は、趣味を仕事につなげる実利タイプです。
土星のコツコツ積み上げる性質が趣味という面で発揮されるため、1つの趣味を極めるタイプとなります。
しかも、仕事に繋がらない趣味は楽しめない傾向にあり、苦にならないタイプでもあるため、結果的に社会や仕事の発展へとつなげることができます。
5ハウスという自己表現や趣味を意味する場所に土星が配置されることになるため、何事もじっくりと進めて確実に結果を残すことができます。
また、遊びに夢中で仕事が手につかなくなるようなことや、趣味で散財するといったことはほとんどありません。
しかし、自己表現が苦手であることには注意が必要です。
自分の感情を読み取ってほしいと他人任せになってしまったり、他人の自己中心的な性質を毛嫌いする傾向にあります。
自分の感情をあまり人に表現することも苦手ですし、自分の中に留めてしまうこともあります。
一見、仕事が全てのような人でもあるため、モチベーションに影響する可能性もあります。
恋愛については、シャイではありますが一途なタイプです。
恋愛だけではなく、自分の感情のコントロールや表現という部分の苦手意識を解消することでポイントとなります。
また、1つのことを突き詰めることは、5ハウスの創造性を発揮する可能性もあります。
自分は今どう思っているのか。
5ハウス「天王星」を読み解く
5ハウスに天王星がある人は、自分による自分だけのエンターテイメントを創造するタイプです。
天王星特有のオリジナリティが自己表現や趣味となって表れるため、人とは違う趣味を楽しむなど、変わった人と思われることも多いですし、本人もそれを好む傾向にあります。
もちろんのこと、その創造性といったアイデア力は、社会的な部分でも発揮されることになります。
※趣味の延長線上にある日常生活のオリジナリティが革新的なものや発想を生み出す可能性もあります。
5ハウスという自己表現を意味する場所に天王星が配置されることになるため、自由な言動や行動をしますし、制限されることを嫌います。
また、人の表現や人からの目というものは気にしません。
しかし、オリジナリティが過ぎる可能性があることには注意が必要です。
5ハウスは自己表現といった自分主体のハウスでもあることから、自分のことを人に相談するといった考えを持っておらず突き進む可能性もあります。
恋愛においても自由で縛られることを嫌いますし、自分も束縛しません。
叶わない恋や遠距離恋愛など、一般的に嫌だと思う場面に燃える可能性もあります。
恋愛だけではなく、自由を求め過ぎず、時には人に相談してみるといった、つまらないことをしてみるのも良いかもしれません。
自分の気持ちをどう伝えるか。
5ハウス「海王星」を読み解く
5ハウスに海王星がある人は、優れた感性で人すらも表現するクリエイタータイプです。
感受性の豊かさが自己表現や趣味となって表れることから演出といった形で伝えることができます。
5ハウスという自己表現を意味する場所に海王星が配置されることで、共感能力や直感力といった受け身の性質との境界線がなくなり、独特の感性や芸術的なセンスを生み出します。
その世界観は、人々に感動やロマンを与えることもできます。
5ハウス海王星にとって趣味は夢であり、癒しでもありますが、没頭しすぎる可能性もあるため、注意が必要です。
また、独特な世界観が人に理解されないことも少なくありません。
恋愛においては、幻想的でドラマチックな感情を抱いてしまう分、幻滅することも多い傾向にあります。
また、一度夢中になると目の前が見えなくなるレベルでのめり込んでしまう可能性もあり、場合によっては社会的な影響が出てしまう可能性もあります。
恋愛だけではなく、直感といった感覚的な部分が多いかもしれませんが、物質的な表現でないと伝わらないこともあると認識しておくと良いかもしれません。
※その感覚的な自己表現は、5ハウス海王星ならではの才能でもあります。
自分の理性をどう保つか。
5ハウス「冥王星」を読み解く
5ハウスに冥王星がある人は、突発的な行動で人生を変容させるタイプです。
趣味の世界を仕事にしようと思いつきで仕事を辞めたりするなど、冥王星の変容の性質が趣味や恋愛といった部分で表れます。
また、自己表現も極端となることから、毒っ気のある言葉を発するなど独特の感性となって表れる場合もあります。
5ハウスという趣味や恋愛といった場所に冥王星が配置されることになるため、大逆転へと発展させることもできます。
周りから見たら突発的な行動で闇雲に突き進んでいるように見えますが、極める性質も兼ね備えているため、自分が思ったことにはどんな苦労でも乗り越えていける強さがあります。
※その対象は自分だけではなく、自分の子供に対しての悩みとなって表れる場合もあります。
しかし、危険なことにワクワクしたり、自己表現や趣味、恋愛といった分野で極端な傾向にあることには注意が必要です。
悪趣味とか危険性といった部分よりも、極端な行動や言動という部分があるということは意識しておきましょう。
恋愛においては、不思議な魅力からモテるタイプでもあります。
また、危険なことにワクワクする性質が恋愛において発揮されることもあるため、危険と隣り合わせでもあるため、注意が必要です。
独特のカリスマ性から溢れる魅力によって自然と人を惹きつける部分もあるため、防ぐことは難しいかもしれませんが、冥王星の未知のパワーを受け入れる意識だけでも持っておくと冥王星の恩恵を受けることができるかもしれません。
自分の感性をどう認めるか。
まとめ
5ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
自己表現や趣味、恋愛といった社会とは少し離れた部分にはなりますが、結果的に社会的な自分に影響する部分でもあります。
この5ハウスの性質は、自己表現となって表に出ている部分でもあるため、意外と今の自分から見ても納得のいくことも多かったのではないでしょうか。
もしくは、悪いクセとして認識している部分かもしれません。
表に出る部分は、注意することや意識することで良い方向へと好転させることもできるはずです。
そんな、気づきを与えてくれるのがホロスコープであり、気づきに答えてくれるのが天体でもあります。
天体同士の角度によっては、天体同士でモメることもありますが、それは天体も自己表現という5ハウスのような性質を持っているからかもしれません。
天体という存在でも許されるのであれば、もっと気楽に過ごしても良いのかもしれません。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、ライン公式もしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。
