2ハウスの天体が示す、あなたの生まれ持った素質や資質を活かしてみませんか？
2ハウスは所有物という意味から生まれた時から持っているものとなります。
それは、お金や土地といった物質的なものから生まれ持った才能や感覚といった感性、体力など、あらゆる分野を表します。
また、仕事でお金を得る時の行動といった何を活かしてお金を得ていくのかということを読み解くことができます。
そんな、ホロスコープの2ハウスが示す意味は、「私は何を持っている？」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、2ハウスに眠る新たな魅力に気づくことができるかもしれません。
- 仕事
- 個人的な所有
- 生まれつきの才能
ホロスコープの2ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、2ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
| 対応星座 （サイン） |
おうし座 ♉ |
|---|---|
| 支配星 | 金星 ♀ |
| キーワード | 五感、収入、稼ぐ能力、お金の使い方、生まれつき持っているもの |
2ハウスは、生まれつき持っているものという意味から、その才能を活かすことはお金といった収入へつなげることができます。
また、財産といった物質的なものをはじめ、五感や喜びを感じるポイントといった価値観を読み解くこともできます。
よく、2ハウスに天体がないと稼ぐ能力がないのか。という疑問を耳にしますが、そんなことはありません。
天体は日々巡るため、仕事を意識した行動は2ハウスに天体が入る時期から逆算してみると、より有意義な時間になります
見方によってはお金の苦労も少なく、財産的な影響（土地を受け継いで処分に苦労する）も少ないと読み解くことができます。
2ハウス「太陽」を読み解く
2ハウスに太陽がある人は、見た目も心も優雅なタイプです。
太陽の人生の目的と2ハウスの価値観という意味から、稼ぐということや着飾るということにこだわりを持っています。
また、自分自身である太陽が持っているものを活かすという見方から自分の才能を活かすことで収入を得ることができます。
※親からの援助も同じです。
2ハウスという所有物を意味する場所に太陽という自分自身が配置されることになるため、物質的にも精神的にも恵まれています。
また、芸術的感性も優れ、趣味が良いタイプでもあります。
自分という財産を運用することを得意とし、感性も優れていることから比較的安定した生き方になります。
しかし、お金に関連するハウスであることから稼ぐことが全てといった偏りや、所有物という観点から人間関係への執着といった方向に出てしまうこともあるため、注意が必要です。
ブランド志向でもあるため、お金を使う傾向にもあります。
自分をどう活かすか。
2ハウス「月」を読み解く
2ハウスに月がある人は、女性的な感性が優れているタイプです。
月の感受性の豊かさを発揮することから、流行といった情報をキャッチする才能があり、その才能を活かして人の心を掴むことで収入を得ることができます。
また、月の母性という見方の場合、感情的な関わりができることから地域性の高い仕事や生活に根ざした仕事と読み解くことができます。
2ハウスという所有物を意味する場合に感情の安定である月が配置されることになるため、金銭的に満たされていることが心の安定につながります。
月という家庭的（内向的）な部分は、母親という見方もできるため、母親の才能や援助といった表れ方をする場合があります。
月の繊細な感受性を活かすことで、子供や大衆といった分野で才能を発揮することができます。
しかし、繊細な分、喜怒哀楽も激しいことからやや不安定な傾向にあります。
また、お金を使うことで安定を手に入れようとする衝動的なところがあることには注意が必要です。
人の心をどう掴むか。
2ハウス「水星」を読み解く
2ハウスに水星がある人は、知識こそが財産であると思うタイプです。
知性やコミュニケーションを表す水星であることからその知性を活かすことで収入を得ることができます。
物事の流れや流行を掴むことが上手であることから流通といった分野や経済、株といった分野に適性があります。
2ハウスという所有物を意味する場所に水星が配置されることになるため、言語能力も優れるなど営業や教えることなど人に伝えるという分野でセンスを発揮することもあります。
※会話のみならず文才として表れる場合もあります。
水星の知性を活かすことで、物事を効率的に進めるなど仕事で結果を残すことができます。
また、独立心も強く、自分で仕事をすることもできるタイプです。
しかし、水星自身は無感情な天体であることから、感情が伴わない傾向にあります。
非情な言動や判断をすることもあるため、注意が必要です。
人にどう伝えるのか。
2ハウス「金星」を読み解く【支配星回帰】
2ハウスの支配星は金星であることから支配星回帰となります。
そんな2ハウスに金星がある人は、芸術的なセンスを発揮することができるタイプです。
美意識を表す金星であることから自分のためにお金を使うことや自分の美意識といった社交性を活かすことで収入を得ることができます。
思考は物質主義であるため、精神性よりも物欲で満たすタイプです。
2ハウスという所有物（感性）を意味する場所に金星が配置されることになるため、自分が楽しいと思う分野で才能を発揮することができるなど、趣味を仕事にすることができるタイプでもあります。
趣味といった自分の楽しむ感性を活かすことや楽しみを与えることで才能を発揮することができます。
しかし、楽しみを伴わないようなことになると苦手意識を感じる傾向にあります。
割と欲しい物が貰えたり、格安で手に入るなど要領よく物欲の強さを満たすことはできますが、基本的に浪費癖があることには注意が必要です。
特に支配星回帰であることから良くも悪くも特徴となって表れやすいです。
人をどう楽しませるか。
2ハウス「火星」を読み解く
2ハウスに火星がある人は、宵越しの金を持たない粋なタイプです。
火星のエネルギッシュさや自我の強さを発揮して自分で切り拓いていくことで収入を得ることができます。
ただし、情熱に左右されるところがあるため、やる気＝収入となる傾向にあります。
2ハウスという所有物を意味する場所に火星が配置されることになるため、物に対しての貪欲さや強引さを活かすことで才能を発揮することができます。
火の性質という意味から火星には鉄といった意味も含まれてい車といった機械類へのこだわりとなって表れる場合もあります。
火星ならではの行動力を活かすことで才能を発揮することができます。
しかし、強引な部分があることには注意が必要です。
特に物という所有物（2ハウス）に対する強引さが人に対して出てしまう可能性もあります。
また、お金はすぐに使いますし管理も苦手です。
ハイリスクハイリターンは当たり前の感性であることは意識をしておきましょう。
※そこが良さでもあります。
自分をどう奮い立たせるか。
2ハウス「木星」を読み解く
2ハウスに木星がある人は、大器晩成タイプです。
木星の基本性質が楽観的であることから、人の向上心を刺激するような分野やふとした思いつきで収入を得ることができます。
※幸運の木星ですが、2ハウスでの姿は意外にも晩成型。木星期と呼ばれる45歳以降に財運を発揮すると言われております。
2ハウスという所有物を意味する場所に木星が配置されることになりますが、人や物への執着は少ない傾向にあります。
どちらかと言うと自分の時間や空間といったテリトリーを大切にするため、のんびりとした雰囲気があります。
自分の素質を信じることで木星の拡大という才能を発揮することができます。
木星には「社会奉仕」という意味もあることから「公共」という舞台でも才能を発揮することができます。
しかし、楽観的という性質から自分のみならず人に対してもお金を使う気前の良さがあるため、注意が必要です。
※手にした財産を何の迷いもなく寄付できる理由でもあり良さでもあります。
自分の資質を信じ続ける。
2ハウス「土星」を読み解く
2ハウスに土星がある人は、コツコツと貯蓄ができるタイプです。
土星の真面目さや堅実的な性質が発揮されるため、安定的な仕事で収入を得ることができます。
また、慎重な性格や自制心から金銭感覚もシビアと貯蓄のセンスは抜群です。
その分、投資といったギャンブルには向きません。
2ハウスという所有物を意味する場所に土星が配置されることになるため、安定的な仕事で才能を発揮しますし、安定的な仕事を望んでいます。
この安定的を求める思考や地道さは、不安定な生活を強いられた経験から作り出される場合もあります。
堅実的でコツコツ積み上げることで確実に安定した収入へとつなげる才能があります。
しかし、自分をアピールすることが苦手であることから実務能力の高さを評価されるのに時間がかかってしまう場合もあります。
また、どこか忍耐力に美学を感じることから自己評価が低いなど、贅沢や冒険といったことを避けがちな傾向にあるため、注意が必要です。
※2ハウス土星ならではの良さですが、時にはガス抜きも必要です。
自分の堅実さを褒める。
2ハウス「天王星」を読み解く
2ハウスに天王星がある人は、オリジナルで才能を発揮するタイプです。
人とは違うモノの見方ができることからオリジナリティを発揮して収入を得ることができます。
先進技術に抵抗を感じませんし、思考が最先端であることからIT系など技術系の分野で才能を発揮することができます。
2ハウスという所有物を意味する場所に天王星があることから、収入を得るためであっても組織に属することを嫌う傾向にあります。
そのため、自分だけのオリジナルな能力といった希少性を求めると良いです。
独自の世界感で、既存のモノを改良する性質からオンリーワンとなっていく才能があります。
しかし、新しいモノを受け入れる寛容さやその突飛的な発想は世間では理解されないことも多いため、注意が必要です。
その自由を求めるひらめきは、無駄な出費を生んでしまうなど、お金というモノの概念すら覆すこともあります。
※2ハウス天王星の良さではありますが、時には世のため人のために思いやりを持つことも必要です。
自分という希少価値を見つけ出す。
2ハウス「海王星」を読み解く
2ハウスに海王星がある人は、人とは違う浮世離れした金銭感覚を持っているタイプです。
感性や直感力といったインスピレーションを使って収入を得ることができます。
世間一般が。といった考えよりも自分の夢が原動力となりますし、直感力や感性を活かすことで才能を発揮することができます。
※夢中という夢の世界へ入ると抜群の集中力を発揮することができます。
2ハウスという所有物を意味する場所に海王星がありますが、変動も激しく、稼ぎ口も不明であったり、夢という活力のためにお金を使うなど、海王星の境界線を無くす性質が働く傾向にあります。
芸術的なセンスといった感覚を使って収入を生み出す才能があります。
しかし、海王星の集合意識という観点から稼ぐことに対する罪悪感という潜在意識があるため、すぐに使おうとする傾向にあります。
また、海王星の形を持たない柔軟さからいつの間にか謎の勧誘に心を動かされてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
※その受け入れる柔軟さがカウンセラー気質と言われる理由でもあります。
自分の直感を信じて現実を受け入れる。
2ハウス「冥王星」を読み解く
2ハウスに冥王星がある人は、0か100の極端な感覚を持つタイプです。
財運そのものが極端であることから、遺伝的な部分も影響しています。
冥王星自体にカルマといった過去の意味があることから、お金や仕事に対する執着が強い場合もあるため、ベクトルを自分に向けることができると持ち前の深さによって集中力が発揮され、大きな資産へとつなげることができます。
2ハウスという所有物を意味する場所に冥王星が配置されることになるため、お金や仕事に関する分野で大きな変動が訪れる傾向にありますが、時間が解決してくれることも多いです。
※感覚といった面でもあまり常識が当てはまらないといったカリスマ性があります。
もともと深さといった意味から冥王星には集中力があります。
お金に対する感性を自分に向けることでカリスマ性や集中力といった才能を発揮することができます。
しかし、お金に対する執着が強い性質があることには注意が必要です。
冥王星の破壊と再生という性質が自然と変容へと導いていく可能性も秘めています。
お金や仕事に囚われ過ぎないことも2ハウス冥王星にとっては必要なことです。
自分という価値を見出す。
まとめ
2ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
2ハウスは金運や仕事と強めな視線で見てしまいますが、実は1ハウスの魂が伴っていないと2ハウスの肉体は言うことを聞いてくれなかったりします。
天体は巡っていくことから、1ハウスを通った天体が2ハウスへと運行（逆行もありますが。）していきます。
そのため、バランスの良さというところも意識が必要ですし、宇宙がつながっているように全ての事柄はつながっています。
よく無駄な行動といった発言を耳にすることがありますが、ホロスコープという世界で見ると人生に無駄なことはひとつもないことが分かりますし、後付け的な部分はありますが、必然性すら感じます。
2ハウスは生まれ持った資質を読み解くことができることから、仕事や収入に関する資質の使い方を知ることができます。
そこに執着する必要はなく、物差しくらいの感覚で良いため大きな変化や高い志は必要ありません。
自分の資質というモノを意識するだけでも天体の力によって必要に応じて行動へとつながっていきます。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、ライン公式もしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。
