3ハウスの天体が示す、あなたの知性という分野の活かし方を読み解いてみませんか?
3ハウスは知性とコミュニケーション能力と社会との関わりに必要な部分といった基礎知識を表します。
どのようにして学ぶのかという知性の傾向や、人と関わる時の特徴といった社会という世界でどのようにして自分を表現するのかということを読み解くことができます。
また、3ハウスは2ハウスで手に入れた資質をどうやって表現するかの段階であることから、比較的身近な範囲での関係といったことも読み解くことができます。
そんな、ホロスコープの3ハウスが示す意味は、「私は何を話す?」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、3ハウスに眠る新たな魅力に気づくことができるかもしれません。
- 知性
- コミュニケーション
- 身近(兄弟姉妹など)
ホロスコープの3ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、3ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
対応星座 (サイン) |
ふたご座 ♊ |
---|---|
支配星 | 水星 ☿ |
キーワード | 知性、兄弟姉妹、家の近所、義務教育、国内旅行、コミュニケーション能力、基本的な知性のパターン |
3ハウスは、生まれ持った資質をどう活かすのかという意味から、知性の活かし方や人とのコミュニケーション能力といった才能を効率的に活かす方法を知ることができます。
また、どうやって知性を手に入れると良いのかといった傾向や人との関わる際の特徴といった基本的な性質を読み解くこともできます。
よく、3ハウスに天体がないと頭が悪いのか。という疑問を耳にしますが、そんなことはありません。
天体があるということは課題が与えられているとも言えますし、知性やコミュニケーションといった苦労が少ないと読み解くこともできます。
3ハウス「太陽」を読み解く
3ハウスに太陽がある人は、自分という世界で広げていくタイプです。
太陽には自分らしさという自我も意味することから、子供っぽさはありますが、自分を表現することが上手です。
太陽は表の顔でもあることから、気分に左右されることは少なく、分析的に考えることもできます。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に太陽という自分自身が配置されることになるため、自分という世界で人との関わりを好みますし、人との関わりから吸収することができます。
分析的で好奇心旺盛であることから技術的な分野や情報処理系、人との関わりという観点で見ると出版関係などといった分野で才能を発揮することができます。
しかし、自分本位な部分があるため、気持ちに左右されない分、無責任なところがあります。
また、好奇心旺盛で人との関わりというものを言い換えれば動き回ることになります。
3ハウス太陽にとっては動き回ることは活性につながるため、良いのですが長続きしない傾向にあるため、注意が必要です。
※本質を理解するのが苦手という見方もできます。
自分がどう思うか。
3ハウス「月」を読み解く
3ハウスに月がある人は、人との会話や感情から情報を得る社交タイプです。
月特有の感受性の豊かさを活用するため、お話上手で社交性が高く、会話の中でひらめきを得ることも多いです。
また、思考が女性的で内向的であることから深く掘り下げることができるため、記憶力もあります。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に月が配置されることになるため、自分の心を満たす事柄に関心を抱き、吸収することができます。
また、月が母親や女性を表すことから、女性の先生や指導者からの影響が大きい傾向にあります。
好奇心もあり、広報といった分野や人との関わりの中で知識を得ることで才能を発揮することができますし、知識を得ることは月の欲求を満たすことができます。
しかし、感情的な性質であることから興味が湧く分野が限定的になりやすいことや、他人の感情に干渉しすぎてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
また、心の奥底の深い部分で人との関わりを求めてしまう、さみしがり屋な部分もあることから、長電話や長話が多くなってしまう傾向にあります。
人からどう受け取るか。
3ハウス「水星」を読み解く【支配星回帰】
3ハウスに水星がある人は、好奇心旺盛な情報収集タイプです。
自分の経験や情報など、アンテナは常に張り巡らす傾向にあるため、情報も多く、水星の表現力が発揮されることから自分の考えを伝えることができます。
また、常に情報などに対し気を張っていることから場の空気を察知するタイプでもあるため、実務能力の高さとなって表れる場合もあります。
自分の考えを表現することもでき、情報収集や情報活かすことが得意であることから実務能力として才能を発揮することができます。
しかし、常に頭の中が変動していることから、考えがコロコロ変わる傾向にあるため、注意が必要です。
同じ仕事や好奇心を満たさない仕事に関しては興味が湧かないなど飽きっぽい一面もあります。
また、深読みしすぎてしまうことや水星の無感情さから鋭い一言を放ってしまう場合もあります。
特に支配星回帰であることから良くも悪くも特徴となって表れやすいです。
知性といった分野に天体があることから知性に対する執着となって表れる場合もあるため、勉強や読書のみならず散歩といった外の景色など様々な分野に触れると知的好奇心を満たすことにつながります。
※アンテナを張り巡らす神経質さがあるため、どんな些細なことでもキャッチできるのが3ハウス水星の良さでもあります。
自分の好奇心をどう刺激するか。
3ハウス「金星」を読み解く
3ハウスに金星がある人は、美しい空間を好むフィーリングタイプです。
趣味が豊富で人を楽しませるセンスもあるなど、空間や人との関わりの中で知性を得ていくことができます。
人を楽しませることはもちろん、自分が楽しむことも大切にしているため、人と良好な関係を築くこともできます。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に金星が配置されることになるため、金星の楽しみという部分が人を喜ばせたいという行動につながり、美意識の部分が広い教養を求める性質となって表れます。
人目に付く場所や自分が心地良いと感じる場所は、知性を磨く場所であり磨かれる場所とも言えます。
人に好印象を与える会話能力を持ち、楽しむことで知性を磨き、楽しませることで知性を発揮することができます。
しかし、楽しむということを重視することから、あまり長続きするタイプでないことには注意が必要です。
また、美意識が高いことから人目を気にするなど形から入るタイプでもあるため、散財してしまう可能性もあります。
自分をどう楽しませるか。
3ハウス「火星」を読み解く
3ハウスに火星がある人は、習うより慣れよの実践タイプです。
とにかく肌で感じてみようと行動することができるため、実践の中で成長しながら知性を得ていくことができます。
また、火星のエネルギッシュさが人前でも発揮されるため、大勢の人を前にしても物怖じしない傾向にあります。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に火星が配置されることになるため、行動力といったエネルギーを使って自分の物にしていくことできます。
反応が早いことから、IT系や報道といった分野にも向くと考えることができます。
アウェーな環境であっても乗り越える強さや勝負強さといったエネルギーで知性を磨くことができ、自分の考えをハッキリと伝えることもできます。
しかし、衝動的な性質から言い過ぎてしまう傾向にあることや自己主張が過ぎてしまう傾向にあることには注意が必要です。
ただし、その衝動的な部分は、3ハウス火星の良さでもあるため、自分に対して発揮するように意識すると良いです。
自分ならどう動くのか。
3ハウス「木星」を読み解く
3ハウスに木星がある人は、外へ出ることで広げていくタイプです。
木星の拡大という性質から知性や人脈に対しても発揮していきます。
新しい世界を求める新鮮さもあることから流行や社会に対する興味もあり、応用力も高い傾向にあります。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に木星が配置されることになるため、社会的に役立つ知識を持つなど、その知識を人にも惜しみなく与えることができます。
また、旅行といった外へ出ていくことは知性の拡大につながります。
※仕事でも社外の人と会話するといった些細なことも3ハウス木星にとっては学びとすることができます。
知性の拡大という性質から知的分野で成功する可能性があると言われております。
しかし、情報が豊富であることや楽観的な部分があることから情報に頼りすぎてしまう傾向にあるため、注意が必要です。
また、人の意見すらも人に惜しみなく伝えることから後々大変な目に合うこともあるかもしれません。
自分ならどう伝えるのか。
3ハウス「土星」を読み解く
3ハウスに土星がある人は、大器晩成タイプです。
土星自体は、コツコツ積み上げることが得意な天体でありますが、勉強自体は苦手な人も多い傾向にあります。
忍耐力といった性質や社会的な立場という観点から努力することができます。
また、3ハウスの知性やコミュニケーションに関連する分野では苦手意識といった表れ方をすることが多く、あまり勉強をする機会に恵まれなかったと感じることもあります。
その分、社会に出てから学ぶことも多く、実用的な知識を身につけることができるため、人間性にも深みを出すことができる可能性があります。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に土星が配置されることになるため、慎重になるなどスロースタータータイプです。
そのため、知性やコミュニケーションに対するコンプレックスのようなものを抱く傾向にありますが、実直に対峙することができる性質から徐々にコンプレックスから開放されていきます。
しかし、自己評価が低い傾向にあることから、自分を取り巻く環境に対しても悲観する傾向にあることには注意が必要です。
※子供の頃に学びといった知性に対するコンプレックスも強い傾向にあります。
知らない世界となると苦手だと感じやすいですが、社会的な自分や本質という部分に目を向けることで受け入れることができます。
自分にどう役立てるか。
3ハウス「天王星」を読み解く
3ハウスに天王星がある人は、独自の感性を持った天才肌タイプです。
オリジナリティ溢れるオンリーワンの性質があることから人が興味を持たないような分野に興味を持つなど、独自の感性を持っているため、新しい分野に強い傾向にあります。
コミュニケーションという観点でも言葉遣いという面で独創性を発揮することから不思議な人と思われることもあります。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に天王星が配置されることになるため、人の興味を引くような知性を持ちます。
また、環境の変化を好むことからずっと同じ人間関係といった固定されることが苦手ですし、変化が多い方がリラックスできます。
新しいものにも寛容であることや独創性を知性やコミュニケーションで発揮することから変化が多い環境で実力を発揮することができます。
しかし、独創的であることから人に理解されないこともあるため、注意が必要です。
特にコミュニケーションという観点では、ひと呼吸おいてみた方が良さそうです。
ただし、その独自の感性は、唯一無二の才能であることは間違いありません。
独立心や自由を求める性質からフリーランスタイプでもありますが、組織の中でも独自のスタイルを築くことも3ハウス天王星ならではの発想で可能にすることはできるのではないでしょうか。
自分というスタイルをどう築くか。
3ハウス「海王星」を読み解く
3ハウスに海王星がある人は、直感と感性のインスピレーションタイプです。
日常や社会の何となくの雰囲気や傾向という曖昧な部分から良いアイデアを思いつくことができます。
また、自分が感じる感情といった言葉に出来ない意識を上手に表現することもできます。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に海王星が配置されることから、感受性の豊かさが発揮され、話す言葉はどこか魅力的で当たり前に褒めることできるため、人にも良い印象を与えることができます。
知性という観点では、物質的よりは感覚的に得ていく傾向にあります。
言葉にすることが難しい感情も当たり前に表現でき、アイデア力もあるなど、芸術的な感性を信じることで才能を発揮することができます。
しかし、感覚的な部分が多い分、思考は飛躍しがちな傾向にあります。
また、海王星の集合意識という性質から自分発信で物事を進めることや自分考えを整理して伝えるといったことは少々苦手であることには注意が必要です。
人の感情を無意識に受け取る感受性の豊かさがありますが、その分、人間関係で傷ついてしまう機会も多くなる可能性もあります。
※そのコミュニケーションの中で人々の感情を汲み取ることができる性質は、3ハウス海王星の良さでもあります。
自分の感覚をどう伝えるのか。
3ハウス「冥王星」を読み解く
3ハウスに冥王星がある人は、探求心旺盛なマニアックタイプです。
冥王星の未知のパワーが発揮されることから、底なしの探求心を持ち、コミュニケーションでも言葉に覇気があるなどカリスマ性があります。
その分、興味のないことや関係性を感じないことには無関心であることから専門家っぽさもあります。
3ハウスという知性やコミュニケーションを意味する場所に冥王星が配置されることから、探求心も旺盛でとことん追求することができます。
しかし、言葉に強さが出てしまうなど、言い過ぎてしまう傾向にあるため、注意が必要です。
また、孤独は嫌いではありませんが、実はさみしがり屋な一面もあります。
冥王星という人が扱うことが難しい未知領域の恩恵を受けることになるため、興味のあり、なしが極端でこだわりが強くなりすぎてしまうこともあります。
自分が納得できるような専門性を追求することは才能を発揮する上でも必要ですが、あまり意識しすぎてしまわないようにすると良いです。
また、知性やコミュニケーションといった分野に執着がある場合もあり、子供の頃の経験など、トラウマとなっていることもあるかもしれませんが、冥王星の自然な変容という性質が解消へと向かっていく可能性もあります。
知性やコミュニケーションは、日常生活でも関わりが多い部分になりますが、あまり囚われ過ぎないことも3ハウス冥王星にとっては必要なことです。
自分をどう納得させるか。
まとめ
3ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
知性やコミュニケーションと色々な気づきが多いと思います。
天体ごとの性質をどう活かすかという部分が重要となってきますし、大人も子供もポイントは同じです。
3ハウスに天体がある場合、それは課題でもあります。
自分の知性やコミュニケーションに関する性質というものを理解しておくだけでも自分という価値を見出すことができるかもしれません。
特に知性の部分は自分で上手に刺激することで意欲的に発達させることもできます。
天体は巡っていくことから、2ハウスを通った天体が3ハウスへと運行(逆行もありますが。)していきます。
そのため、バランスの良さというところも意識が必要ですし、宇宙がつながっているように全ての事柄はつながっています。
あまり執着する必要はありませんが、天体が3ハウスを運行するタイミングは知性やコミュニケーションに関連する分野に取り組む時期だったな。といった位に思っておきましょう。
ちなみに勉強を始めるタイミングは”水星”を意識します。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、公式LINEもしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。