あなたが築く、交友関係を読み解いてみませんか？
11ハウスは、人との関わり方の中でもより近しい仲間といった横のつながりや未来といった意味を表します。
仲間からどういった恩恵を受けるのかといったことや、どういった仲間関係を築いていくのかという傾向を読み解くことができます。
また、その関係を通して切り開いていく未来といった部分も読み解くことができます。
そんな、ホロスコープの11ハウスが示す意味は、「私の望み」です。
自分のホロスコープを出した上で見るとより理解が深まりますし、11ハウスの示す本当の意味での仲間の作り方から望む未来を読み解くことができるかもしれません。
- 理想
- 集団
- 未来志向
ホロスコープの11ハウスの意味から天体を読み解く
まずは、11ハウスが示すキーワードや対応サイン、支配星について見ていきましょう。
※支配星は、本来あるべき場所があり、そこに配置されている状態を支配星回帰と言い、良くも悪くもより個性がでる分野だと考えてください。
| 対応星座 （サイン） |
みずがめ座 ♒ |
|---|---|
| 支配星 | 天王星 ♅ |
| キーワード | 理想、研究会、未来志向、横のつながり、未来のビジョン、希望を叶える集団、1対多数の関わり方、集団の中での自己表現 |
10ハウスという頂点で社会貢献を終えた後であることから、本当の意味での自分の理想を叶えていく段階となります。
そんな11ハウスからは、仲間や交友関係といった中で何を学び、どういう関係を築いていくのかを読み解くができます。
7,8ハウスで築いてきた人間関係の集大成といったイメージとなります。
仲間との関係の築き方は、自分の将来にも大きく関わる部分であることは分かると思います。
そのため、自分の未来のビジョンといった未来的な意味も含まれますし、改善すべきポイントといった部分も読み解くことができます。
もしかしすると、自分が本当に望んでいる人間関係や未来という部分を切り開いていくポイントを知ることができるかもしれません。
11ハウス「太陽」を読み解く
11ハウスに太陽がある人は、仲間を大切にする革命者タイプです。
自分自身を表す太陽が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、理想を共にする仲間を得ていくタイプです。
未来志向のハウスでもあることから、現状に満足しない向上心や改善したいという欲求を持っています。
仲間や組織といった中で幅広い交友関係を築くことができますし、仲間を思いやる優しさも兼ね備えています。
そんな仲間の中で自分自身という理想を見出していくことができるため、大きな発展や革命を起こす一員となることができます。
※意外と自分が目立たなくても一員であることを認識していれば満足することができます。
しかし、縦のつながりを嫌う11ハウスであることから、堅苦しい環境が苦手など、自由を求める傾向にあることには注意が必要です。
また、自分にとって未来が見えている状況であれば、どんな困難なことにも耐えるエネルギーもあるため、現実離れした働き方を強要されてしまうなど、騙されてることに気づかない可能性もあります。
自分が満足しているのであれば良いかもしれませんが、「今の社会」という現実的な部分を客観視することも時には必要です。
自分という太陽のエネルギーを仲間に向けることができるため、人からの助けも多く受けることができる才能もあります。
その分、独りよがりな考え方や主張は控えるようにした方が良さそうです。
人から多く受ける分、人にも与えるという気持ちは根底に持っておくと、より大きな発展へとつなげることができるかもしれません。
今を見つめる客観性。
11ハウス「月」を読み解く
11ハウスに月がある人は、仲間との時間や空間を大切にできるタイプです。
感情を表す月が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されますが、リーダーシップとして発揮するなど、内向的ではなく、外向的な表れ方をします。
感情を素直に表現するなど、人と自然と接することができます。
月という影の存在が本来の位置とは真逆な頂点に近い部分に位置されため、月の母性もおもてなし上手であったり、人を喜ばせる立ち回りができるなど、行動的に表れます。
仲間との間において、行動的でリーダーシップを発揮することはできますが、女性的な天体でもあるため、優しさに溢れた集団を築くタイプとなります。
※男性であっても女性の交友関係を築く可能性もあります。
感情が外向的になることから、感情を隠すことが苦手であることには注意が必要です。
ルームシェアを苦手に感じないなど、集団に溶け込む共感能力の持ち主でもあるため、交友関係は人生を左右する可能性もあります。
居心地の良い関係を築くことは月の欲求を満たすことになるため、オープンに人と接する才能を活かすと良い関係を築いていくことができます。
仲間との関係は欲求を満たしますが、共感能力も高いことから精神的に疲れてしまうこともあるため、関わりすぎないようにした方が良さそうです。
精神的な安定を仲間に求めるのではなく、与えるような感覚も持っておくと、より大きな発展へとつなげることができるかもしれません。
自分を高める精神性。
11ハウス「水星」を読み解く
11ハウスに水星がある人は、仲間と知性を共有し、共感していくタイプです。
知性やコミュニケーションを表す水星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、好奇心を満たす関係性を築いていくことができます。
自分の未来をより良くしていきたいという好奇心（水星）を11ハウスという外の世界に求めるため、知的なコミュニティに惹かれるタイプでもあります。
新しいものといった未来志向な意味も含まれることから、若い人といった新しい考え方を積極的に知ろうとすることができますし、コミュニケーション能力を活かして上手に関わることもできるなど、幅広い世代と関係を築く才能もあります。
水星は感情を持たない性質もあるため、仲間との関係において感情を持てない傾向にあることには注意が必要です。
特に言語能力が長けており、伝えることも上手であることから余計な一言を言い放ってしまう可能性もあります。
また、太陽の目的達成のための伝達役でもあるため、目的がハッキリしていないとよく分からない友達が多い人になりがちです。
しかし、太陽といった目的意識をハッキリさせることができれば、水星の社会性や情報網が発揮され、より良い交友関係へと発展へさせていくことができますし、仲間といったネットワークに向けた情報を発信していくことができます。
感情という部分を伴わない分、知的好奇心を満たす行動や関係性を築くことに注力した方が良さそうです。
自分自身の目的意識をハッキリさせる。
11ハウス「金星」を読み解く
11ハウスに金星がある人は、趣味などの楽しい関係性を広げていくタイプです。
楽しみを表す金星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、楽しい時間を共有することができます。
仲間に対して喜んで欲しいと思う性格からプレゼントをするのが好きな人も多いかもしれません。
楽しい時間という部分を優先できるなど、適度な距離感を保つことができるため、協調性があります。
また、人との交流の中で自分を洗練させていくなど、人を見抜き、良い人間関係を作る才能もあります。
楽しみを共有したいがために、人から聞いた秘密を漏らしてしまうなど、度が過ぎる可能性があることには注意が必要です。
また、人目を気にする美意識も発揮されることから仲間であっても意見することができないなど、踏み込み切れない傾向にあります。
誰からも愛され、楽しい仲間を作っていく人付き合いの才能があります。
自分の意見を言わない関係は本当の仲間とは言えないため、徐々に自分の意見を伝えてみるなど意識してみた方がよさそうです。
もしかすると、気を使わなくても良い人に対してまで気を使って自分を縛り付けてしまっているかもしれません。
11ハウスに関連する仲間との関係や未来において金星の楽しみを台無しにしてしまっては本末転倒です。
自分の気持ちを伝えてみる。
11ハウス「火星」を読み解く
11ハウスに火星がある人は、情熱を持って接することができるタイプです。
エネルギッシュさを表す火星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、リーダーシップを発揮することができます。
能力の高さを求めるなど、仲間と切磋琢磨していく関係性を築いていくことができます。
また、困った人を助けたい思いがあるなど、熱いタイプでもあるため、影響力もあります。
※ボランティア活動など仕事以外のことに時間を使うこともできます。
自分を主張するあまり、強引になりすぎる傾向にあることには注意が必要です。
間違っていたとしても仲間のために行動するなど、突き進むタイプでもあるため、結果的に損をしていしまうこともあるかもしれません。
仲間との関係の中で自分を高めていくことができる才能があります。
そのため、独りよがりな考え方や意見を押し付けるようなことは避けた方が良さそうです。
自分を主張することも大切ですが、人を尊重する柔軟性を持つことを意識するとより良い関係を築くことができますし、結果的に自分を大きく発展させることができかもしれません。
人の意見を尊重してみる。
11ハウス「木星」を読み解く
11ハウスに木星がある人は、仲間との関係で思考を広げていくタイプです。
拡大や豊かさを表す木星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、人との関係性の中で恩恵を受け、自分を磨いていくことができます。
人との分け隔てなく関わることができる才能や人の良さから幅広い交友関係を築くことができますし、向上心や表現力によって人からの助けを得ることで成功していくこともできます。
また、木星の社会貢献という意味や精神性の高さや広がりという観点から、政治家といった地域社会といった大きな括りでのリーダーとなっていく素質もあります。
しかし、仲間といった分野での幸運でもあるため、自分本位になってしまうと天王星の平等という性質に反することになります。
比較的、交友関係といった人との関わりに縁がある分、実務といった目の前のことを疎かにしてしまう傾向にあることには注意が必要です。
人との関係を広げることや、表現力など、人からの学ぶ才能があります。
自分の力で上がっていったという感覚や考えをすることは避けた方が良さそうです。
自分の明るい未来を想像して邁進することも大切ですが、人の明るい未来や社会貢献といった広い部分での仲間意識を持ってみると木星の拡大やの性質活かして大きな発展へとつなげることができるかもしれません。
自分という存在価値を広げる。
11ハウス「土星」を読み解く
11ハウスに土星がある人は、真面目で確実な人間関係を築いていくタイプです。
堅実さを表す土星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、ちょっとした付き合いよりも確実でお互いに納得いく関係を築くことができます。
自分よりも年が上な人との付き合いが多いかもしれません。
人との付き合いは慎重になるなど、社会的な分野での思考も慎重になる傾向にあります。
そのため、地に足のついた社会生活を送ることが得意でもあるため、貯蓄といった才能として表れる場合もあります。
自分の意見を押し付けるようなことをしませんし、人の期待を裏切るようなこともなく、誠実に人と向き合うことができます。
しかし、真面目であるからこそ、社会に対する不満を持つなど、厳しい一面があることには注意が必要です。
また、人間関係に対して真摯に向き合うことから、やりたくないことを引き受けてしまうなど、押し付けられてしまう可能性もあります。
土星は苦手意識や課題を示す部分でもあるため、仲間という言葉に苦手意識があったり、避けてしまうかもしれません。
着実に築いていく分、晩成型でもありますが、本当の意味での仲間といった関係を築いていくこともできますし、自分の中に眠っている社会性を発揮するきっかけとなります。
人との関係となると、どうしても自分と人を比べてしまい、嫌になるなど自分を低く見積りすぎるのは避けた方が良さそうです。
時には、自分を主張することや自分を大きく見せることも、11ハウスという課題の解消につながるかもしれません。
本来の自分を認める。
11ハウス「天王星」を読み解く【支配星回帰】
11ハウスに天王星がある人は、自由を好み自由な関係を築いていくタイプです。
自由や独自性を表す天王星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、その関係性に地位も名誉も国籍も関係ないなど、個人を尊重することができます。
自分自身も向上心があるなど個性を追求することから、個性溢れる人に囲まれていくため、独自性といった感性を磨いていくことができます。
良いものは取り入れたいというアンテナを常に張り巡らしていますし、純粋に受け入れる器も兼ね備えているため、自分の能力として取り込む器用さもあります。
特に支配星回帰ということで天王星の性質をより発揮されることから、既存の仲間意識という固定概念を覆していくことができますし、それらを通して自分の理想というものを実現していくことができます。
しかし、個性を尊重するあまり、自由を求めすぎるなど、わがままになる傾向にあることには注意が必要です。
交友関係も馴れ合いを感じると付き合う人を一新してしまうなど、突飛な行動に出ることもあるなど、一貫性はありません。
独特な人間関係の築き方をするため、身近な人間関係で友達が少ないなど、孤立的であることから孤独を感じることもあるかもしれません。
自分と同じ感性を持っている人が少ないと悲観的になることや、自分に合わせられる人はいないといった強気な考えをすることは避けた方が良さそうです。
ありのままの自分や人という部分に目を向け、人を尊重する意識を持つと、天王星の独自性という才能を発揮できるかもしれません。また、伝統や歴史という固定された考えは嫌かもしれませんが、そういった考えや人間関係に触れてみるなど、天王星の吸収力やアイデア力を発揮してみませんか？
今の自分や現実を受け入れる。
11ハウス「海王星」を読み解く
11ハウスに海王星がある人は、感性を活かした関係を築いていくタイプです。
直感力や感性を表す海王星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、自由な感性や芸術的なセンスを持った人と関係を築いていくことができます。
海王星の集合意識が、仲間といった関係の境界線を無くすため、仲良くしているという意識はあまりなく、どちらかというと理想像で相手判断するため、自然と独特な人を引き寄せます。
また、無条件の愛情という意味から、全ての人を受け入れる器があるため、人に癒しを与えることができる才能があります。
しかし、仲間という存在に理想というフィルターをかけてしまうことから、失望することや友人関係でのトラブルに巻き込まれる傾向にあることには注意が必要です。
人の感情を共感する性質もあるため、傷つくことも大きいなど人間関係を築くことは苦労するかもしれません。
海王星の集合意識は、身近な関係というよりは、集団というさらに大きな括りで発揮することで、夢や理想を与える才能として発揮することができます。
人によって傷つくことも多いかもしれませんが、同時に学ぶことも多いと思います。
身近な関係を良好にすることも必要かもしれませんが、その細かな部分に気付く繊細さは、仕事や人のために使うという意識を持っておくと、現実的な部分で失望することも減るかもしれませんし、受け入れることもできると思います。
思い悩む位なら、人付き合いはあまり得意ではないと割り切ってしまうのも11ハウス海王星にとっては必要なことなのかもしれません。
その無条件の愛情という魅力に人は必ず集まってきます。
自分は自分という意識を強く持つ。
11ハウス「冥王星」を読み解く
11ハウスに冥王星がある人は、仲間同士でも本質を大切にするタイプです。
深さや徹底的を表す冥王星が、仲間との交友関係を意味する11ハウスという場所に配置されるため、仲間という関係において思想的な結びつきという本質的なつながりを大切にすることができます。
仲間といった関係において冥王星の徹底的な性質が発揮されるため、明確な目標を持って突き進むことができます。
そのため、組織や仲間といった間で評価されるなど、リーダーシップを発揮することもできます。
冥王星の0か100かの性質も発揮されることから淘汰される場合もあるため、注意が必要です。
仲間によって迷惑を受けることもあるかもしれません。
しかし、冥王星の性質という部分を理解しておくことで、自然と起こる変容といった部分を受け入れることもできます。
徹底的な付き合いやひたむきさを発揮することは、決して悪いことではありませんが、人の価値観は変わるものだというところを意識しておくと、人の行動も素直に受け入れることができるかもしれません。
徹底的な破壊や再生をもたらされるかもしれませんが、幸い、徐々にゆっくりと訪れるものでもあります。
物事の本質を見抜く才能を自分や人ではなく、時代の変化という部分に向けてみてはいかがでしょうか。
新しい考え方という違った本質に気付くことができるかもしれません。
人の行動を受け入れる。
まとめ
11ハウスについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
人間関係でも6,7ハウスとは違った部分で改善すべきポイントという部分も読み解くことができます。
従属意識という関係が薄れてきているなど、人間関係の考え方も変わってきていますが、11ハウスは仲間といった社会を越えた関係でもあるため、考えることも多いかもしれません。
社会生活を終えた後の関係という見方もできるため、将来の人間関係のポイントでもあり、未来を充実されるポイントと考えることもできます。
しかし、基本的には今の延長線上に未来はあります。
どういった人間関係を求めているのか。という人間関係の傾向だと考えるだけでも良いです。
思い当たることもあれば「あれ？」と思うことも多いかもしれませんし、この先どうなるかのかついては、傾向は掴めても実際的な部分は誰にもわかりません。
11ハウスで感じた良い部分を胸に閉まって、今という現実を充実させることが未来の充実につながっていくのかもしれません。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、ライン公式もしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。
