宝の持ち腐れということ言葉があるように、どんなに良いアスペクトを持っていても使い方ひとつで結果が変わってきます。
逆に言うと意識改革をすべきポイントという部分をこのアスペクトから読み解くことができます。
そんなホロスコープでのアスペクト解釈は難しいイメージもあるようです。
天体と天体がある角度を取った状態のことを「アスペクトを取る」状態と言い、特定の意味を持つ角度が複数存在します。
アスペクトからは人の言動や行動を読み解くことができるなど、様々な解釈ができます。
しかし、誰が読むかによって解釈が変わるところもホロスコープの面白い部分でもあります。
逆に言うと自分の思うように読むことができるということにもなります。
- 自分らしく読む
- 個性的な部分が分かる
- 天体ごとの意味がブレンドされる
今回は、アスペクトについてです。
また、ホロスコープでアスペクトを解釈する上で重要となるのが天体やサインでもあります。
自分の天体や星座の性質を理解した上で読み進めていくと面白い発見や人々の行動の理由が理解できるかもしれません。
このアスペクトは、天体の意味はもちろん、星座(サイン)を構成する2要素3区分4元素という「サイン区分」について理解しておくと、アスペクトが表す関係性の面白さを感じることができるため、合わせて理解しておくと良いかもしれません。
ホロスコープのサイン区分から【あなた】の星座を読み解く!?それぞれに意味があります。
ホロスコープのアセンダント解釈は「自分らしく」でOK
アスペクトには、純粋に角度が表す意味に加え、天体やハウス、星座(サイン)とも深く関わりがあります。
まずは、それぞれ示す部分について見ていきましょう。
星座 (サイン) |
カラー、方向性、イメージ |
---|---|
天体 | 人物 |
ハウス | 影響する場所 |
アスペクト | 行動、経験の中で生じること |
アスペクトを読み解くことで、個性的な部分を理解することができます。
星座や天体で見ると同じ性質だという解釈ができるのに、タイプの違う人がたくさんいる理由はこのアスペクトによる行動が影響しているからだと考えることもできます。
自分の天体がどういった角度を取っているのかという部分で注目してみると納得できる部分も多くあるかもしれません。
また、意味を示す角度がない状態のことを「ノーアスペクト」と呼びますが、それすらにも意味があります。
このようにアスペクトは、様々な解釈ができるため、ハッキリとした答えはないとも言えます。
※自分らしく自由に読める部分でもあるため、鑑定という目線でいうと自分の色を出せる部分でもあります。
アスペクトは自分らしく解釈してOK
アスペクトの分類について
続いては、アスペクトの分類についてです。
アスペクトは、主に「メジャーアスペクト」と「マイナーアスペクト」に分類され、基本的には、メジャーアスペクトを中心に読み解いていけば良いですが、色々な観点で読み解くこともできるため、奥の深さがあります。
- 0度:コンジャクション
- 60度:セクスタイル
- 90度:スクエア
- 120度:トライン
- 180度:オポジション
そんなアスペクトは、「ハード」と「ソフト」に分類されます。
- ハードアスペクト:影響が強かったり、対立したりといった負荷といった見方
- ソフトアスペクト:安定やスムーズにことを進めるといった見方
ハードアスペクトは、刺激となる部分でもあることから、性格といった部分に影響するため、人生における影響となっていきます。
反面、ソフトアスペクトは、緊張感がない状態でもあるため、流されるという見方もされます。
アスペクトが人によって表れ方が違う理由とは
同じアスペクトでも人が育つのと同じく、「育った状態」と「未熟な状態」と人によって表れ方も違います。
「アスペクト=行動や経験」であることから、どのように向き合い改善するかで大きく結果も変わりますし、成長させることもできます。
言ってしまえば、アスペクトを読み解くことで人生をより良い物にするためのポイントを知ることができます。
※アドバイスする時のポイントでもあります。
ハードアスペクトが多く、ソフトアスペクトが少ないから苦悩が多いといった端的な見方は可能かもしれませんが、だからこそ成長させるポイントがそこにあります。
しかし、応用的な要素が多い分、ホロスコープにおけるハードとソフトのアスペクト解釈としては、端的な見方で良いです。
人によって表れ方が違うという見方もできますが、人によって解釈が違ってくるという見方もできます。
アスペクトは、アドバイスポイントでもあるため、結局、正解がないとも言えます。
天体同士の許容範囲「オーブ」について
アスペクトは、他の天体との角度から見ていくことになりますが、天体同士の角度がピッタリ○○度になることはほとんどありませんが、オーブと呼ばれる許容範囲が設けられています。
※当然、オーブの範囲が小さいほど強く影響します。
しかし、読む人によって様々な考え方の元で読み進めていくため、オーブの範囲が異なる場合があります。
ここでは、私のレッスンでの見方を記載しておくので参考にしてみてください。
- 太陽、月に関するアスペクト全般:8度
- 0度(コンジャクション):6度
- 60度(セクスタイル):4度
- 90度(スクエア):6度
- 120度(トライン):6度
- 180度(オポジション):6度
一応、厳密に読み解くとなると3度位で設定して見るのが望ましいとも言われているようです。
まとめ
アスペクトについて見てきましたがいかがだったでしょうか。
許容範囲が明確に定まっていなかったり、人によって解釈が違うなど、様々な読み方ができるのがアスペクトでもあります。
その分、アドバイスポイントもたくさん眠っていますし、新たな一面に気づくこともできます。
また、サインや天体、ハウスなど様々な観点での影響もあるため、非常に奥が深い分野でもあります。
ホロスコープを読むようになった人でこの「アスペクト」にハマったなんて人も少なくないようです。
※それくらいホロスコープにおけるアスペクトは面白いです。
自分のアスペクトを読むだけでも面白いと思うので、自分にはどんなアスペクトがあり、どういった意味となるのかということを自分らしく読み解いてみてください。
自分の良さはもちろん、客観的な改善ポイントに気づくことができるかもしれません。
結局、自分にはどういった性質があるのかということを冷静に分析し、取り組むことができることが何事においても成功への近道です。
※アスペクトを活かす近道でもあります。
その点、ホロスコープは客観的かつ自分の出生時間という事実に基づいているため、言い逃れができないため、受け入れやすいと思います。
オーブという許容範囲もある程度は自分で設定もできるため、一緒に様々な解釈をしてみません?
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、公式LINEもしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。