変わらないミステリアスさを醸し出すGACKTさんのホロスコープを読んでみました。
出演映画、番組が話題になったり、色々な噂が出たり・・・それらの理由を読み解くことができました。
例えば、複合アスペクトで見てみると・・・
「火のグランドトライン」と「ホームベース」という運命的な配置を持っている人でした。
GACKTはホロスコープも波乱万丈
GACKTさんのホロスコープは「火のグランドトライン」を持っており、簡単に言ってしまうと、「常に忙しく動いている人」です。
同じ場所にとどまることはなく、常にグレードアップを目指すので、独自性の強い生き方になります。
- 「火のグランドトライン」・・・「活動力」「行動力」に恵まれる
- 「グランドトライン」は「幸運のアスペクト」と言われますが、本人に当たり前に備わっている資質ですので、特別な実感はありません。
カリスマ性のヒミツは火のグランドトライン
獅子座水星,金星―牡羊座、火星―射手座,海王星
- 牡羊座の火星・・・「思い立ったら即行動」「未知の体験を好む」
- 射手座海王星・・・「神秘的な魅力」「何事にもとらわれない自由な精神性」
- 獅子座の水星、金星コンジャンクション・・・「言動が目立つ」「素直な言葉」「芸術センスが高い」
「やる」と言ったら絶対に行動にうつしますし、「火」ですので「カリスマ性」が高くその「生き方」、「考え方」は多くの人に影響を与えますが、同じように出来る人は少なく「なぜみんなやらないの？」という事が疑問になります。
GACKTさんも早いうちから「海外移住」を口にしていたようで、それをスタッフにも伝えていました。
詳しい内容は、「GACKTのドス黒いメンタリズム (NORTH VILLAGE) 」をホロスコープを踏まえて読むと面白いので良かったらご覧ください。
ですが、スタッフのほとんどはそれに伴う「準備（語学のマスターなど）」をしていなかったらしく、移住と共に多くのスタッフが去って行ったようです。
「役に立たない人間はいらない」というスッパリとした判断力と「有言実行」の精神は素晴らしいですが、敵も多くなりがちなのが「火の性質」の特徴です。
「火」の性質は、「俺も出来るのだからオマエも出来るはず」という「人の能力」に対して「平等意識」を持っているので、GACKTさんのように突き抜けた存在にならないと「嫌味なヤツ」という風に周りに思われてしまいます。
本人としては「行動するかしないかだけ」という素直な意識ですので、意外と「自分は特別」という意識は持っていなくて、「直観に基づいて行動したい」「誰にも邪魔されずやりたい事をやりたい」というストレートな欲求を持っており、そのエネルギーがグランドトラインで安定して流れています。
結果的に誰もやらない事、出来ないことに挑戦して自分のものにしていくので、周りが「特別な人」と扱います。
ホロスコープに火の要素を多く持つ人は、周りを気にせずに「我が道」を行くようにし、努力で「成果」を出すようにすれば皆に一目置かれる存在になります。
「努力」と「成果」がないと、「いつまでも子供っぽい」「口だけの人」という風に思われます。
運命を示す「ホームベース」・・・運命的な配置、社会貢献をしていく
個人的な感情のみで生きるより、必然的に社会的な活動をしていく配置になります。
無意識のうちにどんどん物事が進んでいき、求められる物も大きく常に忙しい生活になり、ネガティブに出るとそれにのみ込まれるようになります。
天体との角度がセクスタイル（60度）のため、誰かとコラボレーションしたり、仕事には有利な配置になりますが、「自分の知らない所で自分が独り歩きする状態」になり、あることない事言われたりと、自分を強く持たなければ周りに押しつぶされる可能性もあります
。それに流されず、大きなエネルギーを活かしていくバイタリティーに繋げていけば、人を上手に巻き込んで前人未踏の事を成し遂げられる可能性があります。
「有名になる人」「使命を持っている人」「多くの人を相手にしていく人」にある配置で、華やかで羨ましいように見えますが、多くの事を乗り越えていくのでかなり大変です。
転機は2011年「東日本大震災」2012年「脱税疑惑」からの決断「マレーシア移住」
蟹座太陽とドラゴンテイルがコンジャンクション・・・過去生にやり尽くしたこと、比較的当たり前、楽にできる事だからこそ、そのテーマを離れてドラゴンヘッドの方向に向かうことを表します。
「蟹座太陽」なので、みんなの意見を聞いたり、共感力を大切にしたり、人を育てたり「仲間」を一番に考えることです。
※ドラゴンテイルが蟹座の場合、ドラゴンヘッドは「山羊座」になります。
「山羊座」・・・管理能力、組織化、実業家、起業家、野心的
太陽とドラゴンヘッドのコンジャンクションの人のイメージって、「仕事は出来るけど、仕事は好きじゃない」という一見矛盾した感覚の持ち主なんですよね。
蟹座太陽、ドラゴンテイルコンジャンクション・・・人を育てたり、人のために何かをするのは得意だし、その人が求めていることを察知して必要なものを提供できる・・・だけど、それに甘えられたり、べたべたした関係になるのは好きじゃないし、それを望んでいない。
「兄さん！」と呼ばれるのは嫌いじゃないが、能力もないクセに甘えてくるヤツは嫌いみたいな感じです。
本を読んでいてもGACKTさんは非常に面倒見が良くて後輩やダンサーの方に物をプレゼントしたり、アドバイスもすることが得意とありましたが、「頑張れない人結果を出せない人」は自分の元を去ってもらう」という山羊座ドラゴンヘッドの「成果主義」の一面も見えました。GACKTさんにとってはその方が、人生が開かれていきます。
求めている水準が高いので、残る人たちは優秀な人ばかりでしょうし、だからこそクオリティーの高い仕事を提供できます。
GACKTさんは2011年の「東日本大震災」の時に、被災地に「物資を運びたい」と事務所に言ったそうですが、当時の事務所がマスコミに叩かれることを恐れ、ボランティア活動に反対したそうです。
それでもGACKTさんは現地に物資を届けました。
そして、やはりマスコミに叩かれます。
募金の窓口になってくれる日本の企業はなく、韓国の企業が窓口になってくれたことに対しても、「詐欺」などと散々叩かれ、時期を近くして、GACKTさんの事務所の脱税が発覚します。
それが「GACKT脱税疑惑」に変換されて更に叩かれます。
それをきっかけに「マレーシア移住」を決意しました。
その当時の事についてGACKTさんは、本当は（前の所属）事務所に対してすれもう「離れるべきだな」とは思っていたけど、周りの人の「やめない方が良い」という意見を聞きすぎていて「自分の行動が遅れたことが原因」とありました。
このあたりが蟹座のドラゴンテイルから、やぎ座のドラゴンテイルへの移行期だったのでしょう。
人は、始めはドラゴンテイルの事をやっていて、だんだんドラゴンヘッドの方向に向かいます。その時期は人それぞれです。
「自分の行動力」を失敗の原因にするところも「火のグランドトライン」らしいです。
その当時のトランジットを見てみると・・・
2010年11月～2012年３月まで、ネイタルのドラゴンヘッドにトランジットの♇が通過しています。
冥王星は「徹底的な変化」を表すので魂レベルでの大きな変化を経験する時期だったのでしょう。
10年以上前に、徹底的に仕事を見直し海外に住みながらでも、自分のスタイルで仕事をやることを可能にしたというのは、かなり先見性がある行動です。
今ですと海外移住、リモートワークは一般的ではないにしろ、認識は高まってきていますし、いつかは「移住したい」と考える人も増えてきました。
「先を行く人」だからこそ、ここまで良いも悪いも「話題」になる人でしょうし、本を読んでいて思ったのが、とにかく「ストイック」です。
「乙女座の月」・・・このままの自分ではダメだと思うことから、体を鍛えたり、食事を制限したりしていく傾向があります。ストイックになり過ぎると逆に体を壊したりします。
まとめ
どの天体でも乙女座はほどほどだと素晴らしい能力になるのですが、一点集中になり過ぎると自分で自分を苦しめることになります。
GACKTさんの本は、火と地のサインが多い人におススメだと感じました。
火は「行動力」地は「結果重視」で、「一人で考えたい」「自分のことは自分で決めたい」という「自分の意志」を大切にするサインです。
読んでいて、さすがにこれは一般的ではないな・・・と思う部分もあったのですが、GACKTさんの生き方、考え方が「自立的」でとてもカッコ良いと思いました。
その悩みは「必然」かもしれません。
ホロスコープは、生年月日をベースに生まれてきた目的はもちろん、葛藤の理由やパートナーとの相性、人間関係といった様々な観点での行動や言動を読むことができるため、悩みを解消するポイントをアドバイスすることができます。
詳細は、ライン公式もしくは応募フォームよりお気軽にお問い合わせください。
